目次
- 1 AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)のメリット
- 2 AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)のデメリット
- 3 AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)の経営の健全性と実績
- 4 AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)の事故対応サービス
- 5 AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)のロードサービス
- 6 AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)の保険料
- 7 AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)の保険料調査・見積もり結果
- 8 AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)の補償の特徴
- 9 AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)の特約オプション
- 9.1 車両新価特約
- 9.2 代車費用特約(代車借入条件付実損払方式)
- 9.3 車両搬送費用特約
- 9.4 車両搬送時諸費用特約
- 9.5 車両臨時費用特約
- 9.6 車両全損時超過修理費特約
- 9.7 地震・噴火・津波危険車両全損時一時金特約
- 9.8 車内身の回り品特約
- 9.9 携行品特約
- 9.10 弁護士費用等特約
- 9.11 日常生活賠償責任特約
- 9.12 ファミリーバイク賠償責任特約・ファミリーバイク人身傷害特約
- 9.13 対歩行者等事故傷害特約
- 9.14 人身傷害諸費用特約
- 9.15 介護費用特約
- 9.16 福祉機器等取得費用特約
- 9.17 自損事故特約
- 9.18 無保険車傷害特約
- 9.19 他車運転特約
- 9.20 対物事故時の自車修理10万円限度特約
- 9.21 車両保険無過失事故特約
- 9.22 車上ねらい被害費用特約
- 9.23 支払用カード・個人情報不正使用被害等補償特約
- 9.24 自宅・車庫等損害特約
- 10 AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)の補償の口コミ評判
AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)の概要

AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)は、正式名称はAIG損害保険株式会社で、1851年アメリカに前身会社が発足され、1926年にAIUコーポレーションがニューヨークで設立。日本支店は、1946年にAIUコーポレーション設立され、2018年1月より富士火災海上保険株式会社を吸収合併して、AIU損害保険株式会社からAIG損害保険株式会社へ変更しています。
AIG ジャパン・ホールディングス株式会社の100%子会社として、自動車保険、医療保険、火災保険、傷害保険を提供しています。
会社のデータとしては「保有契約件数:非公開)」「単体ソルベンシー・マージン比率:1,217.0%(2018年6月末)」と損害保険会社としては業界トップクラスの契約件数を上げ、ソルベンシー・マージン比率も十分な数値ですので保険金の支払い能力にも問題がない、信頼性の高い損害保険会社と言えます。「スタンダード&プアーズ(S&P)A+」と、実績も確かなものがあります。
「お客さまの声DB」というデータベースで一元的に管理しており、情報を各部門で共有活用し業務改善に積極的な取り組みとして、毎月検証した内容をもとに経営会議に報告され、準拠してサービス構築をするなど、顧客対応には力を入れている損害保険会社と言えます。
自動車保険のサービスの特徴としては「緊急アシストサービス」による事故時の駆けつけサポートは「最短即日の補償開始」「事故対応は、土日の事故でも即日対応・即日報告」「ロードレスキュー・ロードレスキューミニ」は年中無休で24時間365日対応」「帰宅費用サポートあり」「宿泊費用サポートあり」「レッカーの無料けん引距離は30万円限度」「ガス欠時も10リットルまでは無料で燃料補給」等があります。
補償は一般的な自動車保険の補償が網羅されており、特約としては「弁護士費用等特約」「日常生活賠償責任特約」「介護特約」「ファミリーバイク賠償責任特約・人身傷害特約」などの付帯可能です。割引は、「長期優良割引」「障害者割引」「福祉車両割引」「新車割引」「ハイブリッド・電気自動車割引」「ASV割引(自動ブレーキ割引)」などがあります。
その他に自動車保険には珍しく「自転車搬送サービス」を設けており、自力走行不能になった自転車を利用者が、指定する場所まで搬送するサービスを利用できます。
事故対応・ロードサービス・保険料の総合的にレベルの高い自動車保険となっています。
AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)のメリット
- 最短即日で補償が開始できる
- 事故対応は、土日の事故でも即日対応・即日報告
- 事故現場電話代理対応サービスあり
- ロードサービスは年中無休で24時間365日対応
- 帰宅費用サポートあり
- 宿泊費用サポートあり
- レッカーの無料けん引距離は30万円まで
- ガス欠時も10リットルまでは無料で燃料補給
- 自転車搬送サービスあり
AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)のデメリット
- 走行距離による割引の適用がない
- 協力工場の数はそれほど多くない
- バッテリー上がりの対応は契約期間1回まで
- ガス欠時の燃料補給も契約期間1回まで
- 事故対応の担当者レベルへの不満が大きい
AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)の経営の健全性と実績
富士火災海上の吸収合併により、拡大した損害保険会社として「スタンダード&プアーズ(S&P)A+」の実績は信頼性の高いものと考えて良いでしょう。
ソルベンシー・マージン比率(保険会社の保険金等の支払能力の充実の状況を示す比率)も、200%を超えていれば安全と判断される中で、単体ソルベンシー・マージン比率が1,217.0%ですので、保険金の支払い能力には問題がないと考えらえます。
自動車保険会社 | AIG損害保険株式会社 |
保有契約件数 | 非公開 |
実績 | スタンダード&プアーズ(S&P)A+ |
AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)の事故対応サービス
事故対応の特徴は、24時間365日の事故受付と、即日対応・即日報告にあります。土日祝日も即日対応になるので事故発生時の安心感があると言えます。
また、事故現場電話代理対応サービスを利用すれば、事故の相手との対応を担当者が代わりに行ってくれます。
全国約1,677カ所の緊急発進拠点数から、すぐに駆け付けてくれるので安心して事故に対応できるメリットがあります。
ただし、口コミの不満点を見ると「事故後の担当者の交渉力が弱い」「相手側に有利な示談になってしまった。」という声が少なくありません。
AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)は規模の大きい損害保険会社であるため、その分、交通事故の示談交渉の力量も、担当者ごとにばらつきがあり、経験の浅い担当者にあたってしまった場合には、不満を感じることも多いようです。
事故対応顧客満足度 | - |
事故対応スピード | 24時間365日土日祝日・即日対応・即日報告 |
事故対応の特徴 | 事故現場電話代理対応サービス |
AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)のロードサービス
ロードサービス自体は、基本的なサービスに加えて「宿泊費用」「帰宅費用」も補償されます。
このときにレンタカー費用やペットの宿泊費用まで補償される手厚い補償が付いています。
また、利用者の指定する修理工場がある場合、30万円までのレッカーけん引について無料サービスが付帯されているのも、他の自動車保険と比較したときの優位性となっています。
また、緊急アシストサービスがあり、事故や故障などにより緊急時に必要なタクシー会社の紹介やホテルの紹介、24時間営業のガソリンスタンドの紹介などが必要となった場合などに、利便性は高い自動車保険です。
一方でデメリットとしては、「バッテリー上りへの対応」は保険期間中1回まで無料、「ガス欠時の給油」は、保険期間中1回まで10リットルまで無料と、無料条件が厳しく設定されています。
他の損害保険会社と比較すると若干提携している修理工場の数が少ないため、代車がないなどの事情で近くの修理工場を利用できな可能性も大きいのです。
サービスセンター件数 | 1,677カ所 |
修理工場 | 非公開 |
委託契約をしている弁護士数 | 非公開 |
ロードサービス拠点 | 非公開 |
ロードサービス内容 | バッテリーの点検 ジャンピング(バッテリー接続によるエンジン起動)、交換作業(バッテリー上りは保険期間中1回まで) ガス欠時の燃料補給(10 リットルまでのガソリンまたは軽油の補給) キー閉じ込み時のカギ開け タイヤパンク時のスペアタイヤへの交換 各種オイル漏れ時の点検・補充 冷却水補充 各種灯火類のバルブ交換 ボルト増し締め 脱輪、乗上げの引出し作業 上記以外のトラブルで、作業時間30分までの現場での応急作業 |
無料レッカー:工場まで | 30万円限度 |
無料レッカー:お客様希望先 | 30万円限度 |
宿泊・帰宅費用の距離制限 | なし |
宿泊費用 | 補償あり |
帰宅費用 | 補償あり |
帰宅レンタカー費用 | 補償あり |
ガス欠時の燃料補給 | 10Lまで無料※契約期間中1回まで |
ロードサービスアプリ | なし |
その他のロードサービス | 緊急アシストサービス |
AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)の保険料
AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)の保険料は、走行距離による割引を適用していおりませんが、割引制度の種類が豊富になり、車両の条件いよって、割引の適用可能であれば保険料が、安くなります。
自動車に安全装置を装備していたり、各種割引が対象であれば「AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険」の方が、保険料が安くなり、自動車に安全装置を装備がなく、各種割引が適用されなければ「AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険」の方が、保険料が高くなる傾向があります。
割引サービスは「長期優良割引」「障害者割引」「福祉車両割引」「新車割引」「ハイブリッド・電気自動車割引」「ASV割引(自動ブレーキ割引)」が用意されています。
保険料決定の特徴 | 充実した補償サービスが豊富 |
ファミリーケア特別見舞金特約 | なし |
インターネット割引 | なし |
本人限定割引 | なし |
ASV割引(自動ブレーキ割引) | あり |
証券ペーパーレス割引 | なし |
AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)の保険料調査・見積もり結果
試算条件
- 保険始期日:2019年1月1日
- 他の自動車保険契約中の車:なし
- 初度登録年月:2018年1月
- メーカー:ホンダNB0X
- 型式を入力する:DBA-JF3
- 自動ブレーキ装置:ついている
- 車の使用目的:家庭用
- 1年間の走行距離:7,000km以下
- 記名被保険者:契約者自身
- 生年月日:昭和63年1月1日(1988年1月1日)
- 運転免許証の色:青
- 補償の範囲:記名被保険者に限定
- 年齢条件:30歳以上を補償
- 保険証券の発行:しない
- 車両保険:希望する
見積もり結果
見積りプラン名 | セレクトプラン |
1回払保険料 | - |
分割回数 | 11回 |
分割払保険料:1回分 | - |
分割払保険料:年額 | - |
保険料の支払方法 | クレジットカード払い(1回、11回) インターネットバンキング払い 払込票でのお支払い 銀行振込 |
対人賠償 | 無制限 |
対物賠償 | 無制限 |
対物超過 | 対物賠償で補償 |
人身傷害 補償タイプ | 車内のみ補償型 |
人身傷害 保険金額(1名につき) | 3,000万円 |
搭乗者 傷害一時金 | なし |
搭乗者 死亡・後遺障害 | なし |
無保険車傷害 | 無制限 |
車両保険補償タイプ | 一般型 |
車両 保険金額 | 205万円 |
車両保険 免責金額(1回目) | 5万円 |
車両保険 免責金額(2回目以降) | 10万円 |
免責ゼロ特約 | なし |
新車買替特約 | なし |
事故時レンタカー費用特約 | なし |
車内身の回り品 | なし |
弁護士費用等補償特約 | なし |
個人賠償特約 | なし |
傷害特約 | あり |
ファミリーバイク特約 | なし |
他車運転特約 | あり |
自転車事故補償特約 | なし |
対物差額修理費用補償特約 | なし |
ファミリーケア特別見舞金特約 | なし |
インターネット割引 | なし |
本人限定割引 | なし |
ASV割引(自動ブレーキ割引) | あり |
証券ペーパーレス割引 | なし |
見積もり結果の考察
上記の試算条件では、割引も多く利用できる分、「同条件で他の保険会社で見積もりを取った金額よりも、安い」という結果になっています。
AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)は、保険料の安さでもおすすめできる自動車保険となっています。
AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)の補償の特徴
セレクトプラン(6年長期)で推奨されたものは、
- 対人賠償:無制限
- 対物賠償:無制限
- 人身傷害:3,000万円(車内のみ)
- 搭乗者傷害:部位症状別
- 無保険車障害:無制限
というものでした、人身傷害の保険金額が若干安いという側面がありますが、基本的な補償と言って良いでしょう。
車両保険も、免責額は1回目、2回目共に20万円と少し高額な設定となっています。
AIG損保/AAP(家庭用総合自動車保険)の特約オプション
車両新価特約
車両保険で補償の対象となる事故により、事故日の翌日から起算して90日以内に代替自動車を取得または修理したときに、実際にかかる代替自動車の取得費用または修理費について、保険金を支払います。
- 支払い限度額:車両保険金額の15%(30万円限度)
代車費用特約(代車借入条件付実損払方式)
車両保険で補償の対象となる事故により、自動車の修理に伴い実際に借入れたレンタカーなどの代車費用について、保険金を支払います。
- 保険金日額:5,000円・7,000円・10,000円・15,000円から選択(30日を限度)
車両搬送費用特約
契約の自動車が、事故・故障または落輪などにより自力走行不能となった場合について保険金を支払います。
車両搬送時諸費用特約
契約の自動車が、事故または故障により自力走行不能となり、修理工場などへ搬送された場合に、負担した費用について保険金を支払います。
車両臨時費用特約
車両保険で補償の対象となる事故により、契約の自動車が、全損とまたは分損となった際の損害の額が、50万円以上となった場合に、保険金を支払います。
車両全損時超過修理費特約
車両保険の対象となる事故により、契約の自動車が全損となり修理した場合に、車両保険金額の50万円を加えた額を限度に修理費を車両保険金として支払います。
地震・噴火・津波危険車両全損時一時金特約
地震・噴火・津波によって、契約の自動車が、全損となった場合に保険金を支払います。
- 支払い限度額:1事故につき50万円限度
車内身の回り品特約
偶然な事故により、契約の自動車に積載された個人所有の身の回り品に損害が生じた場合に、保険金を支払います。
携行品特約
日本国内外を問わず被保険者が、居住に使用する住宅外における偶然な事故によって、所有する携行品に損害が生じた場合に、保険金を支払います。
弁護士費用等特約
自動車事故や日常生活における事故で被害者になった場合に、ケガや車・モノの損害に対する賠償請求を弁護士に委任する際にかかる弁護士費用や、法律相談費用等を補償する特約です。(「もらい事故」では、保険会社は示談交渉ができないため)
日常生活賠償責任特約
自動車事故以外の日常生活の偶然な事故により、他人にケガをさせたり他人のモノを壊してしまい、法律上の損害賠償責任を負った場合に、賠償額を補償します。
ファミリーバイク賠償責任特約・ファミリーバイク人身傷害特約
記名被保険者または同居家族が、原動機付自転車を使用中の事故などについてが死傷された場合に補償します。
対人賠償責任保険、および人身傷害保険のうちから、契約内容にセットされている補償に応じて保険金を支払います。
対歩行者等事故傷害特約
契約の自動車の事故により、歩行中や自転車で通行中の方を死亡、またはケガによる入院をさせた場合で、なおかつ対人賠償で補償されない相手側の過失部分を含んだ損害に対して保険金を支払います。
人身傷害諸費用特約
人身傷害保険で補償の対象となる事故により、3日以上入院した場合に保険会社が、用意している補償メニューの中から補償を提供またはその費用に対して、保険金を支払います。
- ホームヘルパー派遣:1日あたり 25,000円
- 介護ヘルパー派遣:1日あたり 25,000円
- ベビーシッター派遣:1日あたり 25,000円
- ペットシッター派遣:1日あたり 25,000円
- 家庭教師派遣:1日あたり 15,000円
- メンタルヘルス:50,000円
- 自動車教習所講習:50,000円
介護費用特約
人身傷害保険で補償の対象となる事故により被保険者が、重度の後遺障害を被ることにより、要介護状態となった場合に、保険金を支払います。
福祉機器等取得費用特約
人身傷害保険で補償の対象となる事故により被保険者か、重度の後遺障害を被ることにより、社会経済活動への参加のために福祉機器などの取得を必要とする場合に、保険金を支払います。
自損事故特約
電柱への衝突や崖からの転落などで契約の自動車が単独事故などにより、被保険者が死傷した場合で損害賠償請求権が発生しないときに、保険金を支払います。
無保険車傷害特約
無保険自動車との事故により、被保険者が死亡した場合または、重度の後遺障害を被った場合で、賠償を受けられないときに、保険金を支払います。
他車運転特約
記名被保険者または同居の家族が、借りた自動車を運転中の事故について優先的に、契約の自動車保険から、保険金を支払います。
対物事故時の自車修理10万円限度特約
契約の自動車の対物事故により、損害が生じた場合に保険金を支払います。ただし、対物賠償で、保険金をお支払いする場合に限ります。
車両保険無過失事故特約
契約の自動車と相手自動車との衝突・接触事故の場合で、相手自動車、運転者または所有者が、確認できるときに限り、ノーカウント事故として取扱います。
車上ねらい被害費用特約
契約の自動車の窓ガラスまたはキーシリンダーか、車上ねらいによって損害を受け、修理をした場合に、保険金を支払います。ただし、保険金の支払いは、保険期間中1回に限られます。
支払用カード・個人情報不正使用被害等補償特約
日本国内外を問わず被保険者が、個人情報または支払用カートの不正使用による被害にあった際に、補償します。
自宅・車庫等損害特約
契約の自動車が、直接起因して、自宅・車庫などに、衝突または接触した場合に生じた損害に対して、保険金を支払います。ただし、保険金の支払いは、保険期間中1回に限られます。
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