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イーデザイン損保/自動車保険の概要

イーデザイン損保は、正式名称はイーデザイン損害保険株式会社で、東京海上グループの損害保険会社です。
2009年に設立され、東京海上ホールディングスとNTTファイナンスの共同出資の損害保険会社として、自動車保険を提供しています。
会社のデータとしては「保有契約件数:50万件超え(自動車保険)」「単体ソルベンシー・マージン比率:282.4%(2017年3月末時点)」としては、ソルベンシー・マージン比率も十分な数値ですので保険金の支払い能力にも問題がない、信頼性の高い損害保険会社と言えます。
損害保険会社としては顧客満足度が高いダイレクト系保険会社で「オリコン顧客満足度調査18年No.1」「専門家が選んだ自動車保険ランキング第1位5年連続獲得」Webサポートについては「HDI格付で最高評価の三つ星を6年連続獲得」と、実績も確かなものがあります。
東京海上グループの100年を超える自動車保険の経験と実績で、事故解決やサービスにおける確かな安心を得られる損害保険会社と言えます。
自動車保険のサービスの特徴としては、「走行距離に応じた保険料算出システムを採用」「緊急発進拠点数がセキュリティ業界No.1のセコムと提携した現場急行サービス」「最短即日の補償開始」「事故対応は、土日の事故でも即日対応・即日報告」「ロードサービスは年中無休で24時間365日対応」「帰宅費用サポートあり」「宿泊費用サポートあり」「レッカーの無料けん引距離は無制限」「ガス欠時も10リットルまでは無料で燃料補給」等があります。
補償は、一般的な自動車保険の補償が網羅されており、特約としては「弁護士特約」「個人賠償特約」「育英費用特約」「女性のお顔手術費用特約」「入院時諸費用特約」「ファミリーバイク特約」が付帯可能です。割引は、「インターネット割引」「証券ペーパーレス割引」「本人限定割引」「ASV割引(自動ブレーキ割引)」があります。
また、イーデザイン損保で1年間無事故の場合に翌年適用される「無事故割引」があるのも2018年5月時点のダイレクト自動車保険において、業界唯一となっています。
スマートフォンアプリ「事故現場コール」にはGPS機能、対応マニュアル、一発呼び出し、事故メモ機能などがあり、アプリ一つあれば、不安なく、ロードサービスが利用できます。
事故対応・ロードサービス・保険料の総合的にレベルの高い自動車保険となっています。
イーデザイン損保/自動車保険のメリット
- 走行距離に応じた保険料算出システムを採用している分保険料が安くなる
- 最短即日で補償が開始できる
- 事故対応は、土日の事故でも即日対応・即日報告
- 緊急発進拠点数がセキュリティ業界No.1のセコムと提携した現場急行サービス
- ロードサービスは年中無休で24時間365日対応
- 帰宅費用サポートあり
- 宿泊費用サポートあり
- レッカーの無料けん引距離は無制限(顧客指定の修理工場へは60kmまで)
- ガス欠時も10リットルまでは無料で燃料補給
- 充実したロードサービスアプリあり
イーデザイン損保/自動車保険のデメリット
- 走行距離が長い方は逆に保険料が割高になる
- 顧客指定の修理工場へのけん引は60kmまで
- バッテリー上がりの対応は契約期間1回まで
- ガス欠時の燃料補給も契約期間1回まで
- 事故対応の担当者レベルへの不満が大きい
イーデザイン損保/自動車保険の経営の健全性と実績
約50万件を超える保有契約数があり、自動車保険の100年を超える東京海上グループとしての実績は信頼性の高いものと考えて良いでしょう。
ソルベンシー・マージン比率(保険会社の保険金等の支払能力の充実の状況を示す比率)も、200%を超えていれば安全と判断される中で、単体ソルベンシー・マージン比率が282.4%ですので、保険金の支払い能力には問題がないと考えらえます。
自動車保険会社 | イーデザイン損害保険株式会社 |
保有契約件数 | 約50万件超 |
実績 | オリコン顧客満足度調査18年 No.1 HDI格付けで最高評価の3つ星を6年連続獲得 専門家が選んだ自動車保険ランキング第1位5年連続獲得 |
イーデザイン損保/自動車保険の事故対応サービス
事故対応の特徴は、24時間365日の事故受付と、即日対応・即日報告にあります。土日祝日も即日対応になるので事故発生時の安心感があると言えます。
また、セコム現場急行サービスを利用すれば、事故後の対応(お困りの点をヒアリング、カメラで現場の記録、救急車やレッカーなどの手配)をセコムの担当者が代わりに行ってくれます。
全国約2,800カ所の緊急発進拠点数から、すぐに駆け付けてくれるので安心して事故に対応できるメリットがあります。
東京海上グループの全国各地を網羅するネットワークと連携しているため、1,500人もの損害調査員が事故受付後の事故解決力における実力は他に類を見ない実績と実力です。
そして、事故による心理的な負担を少しでも和らげられるように、臨床心理士によるカウンセリングサービスサポートにも対応しています。
ただし、口コミの不満点を見ると「事故後の担当者の交渉力が弱い」「相手側に有利な示談になってしまった。」という声が少なくありません。
イーデザイン損保は規模の大きい損害保険会社であるため、その分、交通事故の示談交渉の力量も、担当者ごとにばらつきがあり、経験の浅い担当者にあたってしまった場合には、不満を感じることも多いようです。
事故対応顧客満足度 | - |
事故対応スピード | 24時間365日土日祝日・即日対応・即日報告 |
事故対応の特徴 | セコム現場急行サービス 初期対応は当日 |
イーデザイン損保/自動車保険のロードサービス
ロードサービス自体は、基本的なサービスがメインとなっています。
修理工場までの距離は無制限で顧客指定がある場合、60kmまでのレッカーけん引について無料サービスが付帯されているのも、他の自動車保険と比較したときの優位性となっています。
また、使い勝手の良いスマートフォンアプリがあり、ロードサービスの一発呼び出し、事故直後の取るべき行動のナビゲート、事故メモ(文字・画像・音声保存)、GPSによるロードサービス呼び出し機能と、利便性は高い自動車保険です。
一方でデメリットとしては、「バッテリー上りへの対応」は保険期間中1回まで無料、「ガス欠時の給油」は、保険期間中1回まで10リットルまで無料と、無料条件が厳しく設定されています。
他の損害保険会社と比較すると「宿泊費用」「帰宅費用」などは、情報提供のみで費用は自己負担となっていることは、不利な点に感じられます。
サービスセンター件数 | 4カ所 |
修理工場 | 約1,100カ所 |
委託契約をしている弁護士数 | 約280人 |
ロードサービス拠点 | 約9,300カ所 |
ロードサービス内容 | バッテリーの点検、ジャンピング(バッテリー接続によるエンジン起動) 交換作業(バッテリー上りは保険期間中1回まで) ガス欠時の燃料補給(10 リットルまでのガソリンまたは軽油の補給) キー閉じ込み時のカギ開け(紛失は対象外) タイヤパンク時のスペアタイヤへの交換 各種オイル漏れ時の点検・補充 冷却水補充 各種灯火類のバルブ交換 ボルト増し締め 脱輪、乗上げの引出し作業 上記以外のトラブルで、作業時間30分までの現場での応急作業 |
無料レッカー:工場まで | 無制限 |
無料レッカー:お客様希望先 | 60km |
宿泊・帰宅費用の距離制限 | なし |
宿泊費用 | 補償なし |
帰宅費用 | 補償なし |
帰宅レンタカー費用 | 補償あり 1名20,000円限度ただし、タクシー・レンタカー使用の場合は1台につき20,000円限度1名 20,000円限度に拡大して補償します。 |
ガス欠時の燃料補給 | 10Lまで無料※契約期間中1回まで |
ロードサービスアプリ | あり(GPS、対応マニュアル、事故メモ) |
その他のロードサービス | 24時間ガソリンスタンドの案内 修理入庫先、レンタカー会社の案内 帰宅手段、宿泊先の案内 |
イーデザイン損保/自動車保険の保険料
イーデザイン損保/自動車保険の保険料は、走行距離に応じた保険料算出システムを採用しています。
年間走行距離を、
- 「3,000km以下」
- 「3,000km超5,000km以下」
- 「5,000km超10,000km以下」
- 「10,000km超15,000km以下」
- 「15,000km超20,000km以下」
- 「20,000km超」
の6区分に分けて、保険料を算出します。
走行距離が短い人はリスク細分型の「イーデザイン損保/自動車保険」の方が、保険料が安くなり、走行距離が長い人はリスク細分型の「イーデザイン損保/自動車保険」の方が、保険料が高くなる傾向があります。
割引サービスは、
- 「インターネット割引」
- 「証券ペーパーレス割引」
- 「本人限定割引」
- 「ASV割引(自動ブレーキ割引)」
が用意されています。
保険料決定の特徴 | 年間走行距離に合わせて保険料が決定 |
ファミリーケア特別見舞金特約 | なし |
インターネット割引 | -10,000円 |
本人限定割引 | あり |
ASV割引(自動ブレーキ割引) | あり |
証券ペーパーレス割引 | -500円 |
イーデザイン損保/自動車保険の保険料調査・見積もり結果
試算条件
- 保険始期日:2019年1月1日
- 他の自動車保険契約中の車:なし
- 初度登録年月:2018年1月
- メーカー:ホンダNB0X
- 型式を入力する:DBA-JF3
- 自動ブレーキ装置:ついている
- 車の使用目的:家庭用
- 1年間の走行距離:7,000km以下
- 記名被保険者:契約者自身
- 生年月日:昭和63年1月1日(1988年1月1日)
- 運転免許証の色:青
- 補償の範囲:記名被保険者に限定
- 年齢条件:30歳以上を補償
- 保険証券の発行:しない
- 車両保険:希望する
見積もり結果
見積りプラン名 | プランB(車両保険あり) |
1回払保険料 | 68,580円 |
分割回数 | 12回 |
分割払保険料:1回分 | 6,106円 |
分割払保険料:年額 | 73,272円 |
保険料の支払方法 | クレジットカード払い:1回、12回 インターネットバンキング払い 払込票でのお支払い 銀行振込 |
対人賠償 | 無制限 |
対物賠償 | 無制限 |
対物超過 | 対物賠償で補償 |
人身傷害 補償タイプ | 車内のみ補償型 |
人身傷害 保険金額(1名につき) | 3,000万円 |
搭乗者 傷害一時金 | なし |
搭乗者 死亡・後遺障害 | なし |
無保険車傷害 | 無制限 |
車両保険補償タイプ | 一般型 |
車両 保険金額 | 215万円 |
車両保険 免責金額(1回目) | 5万円 |
車両保険 免責金額(2回目以降) | 10万円 |
免責ゼロ特約 | なし |
新車買替特約 | なし |
事故時レンタカー費用特約 | なし |
車内身の回り品 | なし |
弁護士費用等補償特約 | なし |
個人賠償特約 | なし |
傷害特約 | あり |
ファミリーバイク特約 | なし |
他車運転特約 | あり |
自転車事故補償特約 | なし |
対物差額修理費用補償特約 | なし |
ファミリーケア特別見舞金特約 | なし |
インターネット割引 | -10,000円 |
本人限定割引 | あり |
ASV割引(自動ブレーキ割引) | あり |
証券ペーパーレス割引 | -500円 |
見積もり結果の考察
上記の試算条件では、割引も多く利用できる分、「同条件で他の保険会社で見積もりを取った金額よりも、安い」という結果になっています。
イーデザイン損保/自動車保険は、保険料の安さでもおすすめできる自動車保険となっています。
イーデザイン損保/自動車保険の補償の特徴
プランAで推奨されたものは、「車両保険なし」プランBは、「車両保険あり」
- 対人賠償:無制限
- 対物賠償:無制限
- 人身傷害:3,000万円(車内のみ)
- 搭乗者傷害:なし
- 無保険車障害:無制限
というものでした。人身傷害の保険金額が若干安いという側面がありますが、基本的な補償と言って良いでしょう。
車両保険も、免責額は1回目5万円、2回目10万円ですので、一般的な設定となっています。
イーデザイン損保/自動車保険の特約オプション
車両新価保険特約
車両保険の支払い対象となる事故(盗難を除く)により、新車に大きな損害が生じることにより、改めて新車などに買い替えた場合に、実際にかかった再取得費用に対して保険金を支払います。
購入する新車の再取得費用(車両本体価格+付属品+消費税)について「車両保険金額」を限度に保険金を支払います。
車両全損時諸費用補償特約
車両保険の支払い対象となる事故によって、契約の自動車が全損となった場合に、廃車や買い替えにかかる諸費用として保険金を支払います。
支払限度額:車両保険金額の10%(20万円限度)
他車運転危険補償特約
他人から「借りた自動車」を運転中の事故により、補償の対象となる方が法律上の賠償責任を負う場合などに、「借りた自動車」の保険に優先して契約者の保険から保険金を支払います。
事故時レンタカー費用特約
契約車両が車両保険で補償される事故により壊れた場合、修理期間中のレンタカー費用の実費分が補償されます。
レンタカー費用実額(1日につき5,000円限度) × レンタカー使用日数
レンタカーを借り入れた日から、その日を含めて30日目の日までの費用が対象となります。
車載身の回り品補償特約
事故により、契約車両の室内・トランク内に積んでいたモノに生じた、損傷・盗難、キャリアに固定したモノに生じた損傷を補償します。
支払限度額:1事故につき 30万円限度(免責金額 5,000円)
弁護士費用補償特約
自動車事故や日常生活における事故で被害者になった場合に、ケガや自動車・物の損害に対する賠償請求を弁護士に委任する際に、かかる弁護士費用や、法律相談費用等を補償する特約です。(「もらい事故」では、保険会社は示談交渉ができないため)
ファミリーバイク特約
原付バイクの事故により、被保険者(補償の対象となる方)が死傷された場合に補償します。
自損事故で死傷された場合に、対人賠償・対物賠償・自損事故傷害で支払いの対象となる保険金を支払います。
入院時諸費用特約
人身傷害補償保険の支払い対象となる事故により、補償の対象となる方が、死亡または3日以上入院した場合に、その諸費用に対して保険金を支払います。
家族駆けつけ費用保険金
- 交通費1往復:5万円限度
- 宿泊費1泊:1万円限度(10泊分10万円限度)
差額ベッド費用保険金
- 入院1日:1万円限度
事故発生の日から、その日を含めて60日間が支払い対象期間です。
入院時ホームヘルパー費用保険金
- 1日:1万円限度
入院期間中および退院日からその日を含めて10日以内の期間が支払いの対象期間です。
育英費用特約
人身傷害補償保険の支払い対象となる事故により、親権者となっている扶養者が死亡した場合や重度の後遺障害を被った場合に、お子さまの育英費用として保険金を支払います。
扶養者の死亡・重度後遺障害
お子さま1名につき500万円
女性のお顔手術費用特約
人身傷害補償保険の支払い対象となる事故により、補償の対象となる女性が顔、頭、首にケガをした際に、その治療のため手術をされた場合に、保険金を支払います。
- 顔面、頭部、頸部にケガにより、手術を受けた場合
補償の対象となる方1名につき30万円(1事故1回限度)
メディカルコールサービス
東京海上日動メディカルサービス株式会社を通じて提供される、24時間365日利用できる常駐の救急科専門医・看護師がお電話で対応する、医療相談サービスと全国45万件の医療機関情報のなかから、最適な医療機関を案内する、医療機関案内サービスなどがあります。
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