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セゾン自動車火災保険/おとなの自動車保険の概要
セゾン自動車火災保険/おとなの自動車保険は、正式名称はセゾン自動車火災保険株式会社で、損害保険ジャパン日本興亜の傘下の保険会社です。
1982年に前身のオールステート自動車・火災保険株式会社を設立。2011年1月「おとなの自動車保険」を発売し、2019年7月には「そんぽ24損害保険株式会社」と合併を予定しています。
主に40代から50代の保険料を安くした、ダイレクト系の自動車保険を提供しています。
会社のデータとしては「保有契約件数:70万件(自動車保険と医療保険の合算)」「単体ソルベンシー・マージン比率: 463.9%(2017年3月末時点)」と損害保険会社としては業界トップクラスの契約件数を上げ、ソルベンシー・マージン比率も十分な数値ですので保険金の支払い能力にも問題がない、信頼性の高い損害保険会社と言えます。
楽天インシュアランスプランニング株式会社が発表した「2017年人気商品ランキング 自動車保険部門」にて、セゾン自動車火災保険/おとなの自動車保険が、3年連続で1位に選ばれており、また保険スクエアbang!自動車保険が、毎年実施している自動車保険満足度ランキングの2018年版でも「総合満足度」ランキング1位を獲得していたり、HDI-Japan主催2017年度「Webサポート」「問合せ窓口」において3星を獲得したり、さらに、NTTコム社が実施した「NPSベンチマーク調査・自動車保険部門 2017」にて、第1位に選ばれるなど、実績も確かなものがあります。
自動車保険のサービスの特徴としては「走行距離に応じた保険料算出システムを採用」総合警備補償会社のALSOKと提携した「ALSOK事故現場安心サポート」「最短即日の補償開始」「事故対応は、土日の事故でも即日対応・即日報告」「ロードサービスは年中無休で24時間365日対応」「移動費用サポートあり」「宿泊費用サポートあり」「レッカーの無料けん引距離は300km(最大15万円分)」「ガス欠時も10リットルまでは無料で燃料補給」等があります。
補償は一般的な自動車保険の補償が網羅されており、特約としては「弁護士特約」「個人賠償特約」「ファミリーバイク特約」が、付帯可能です。
割引は「インターネット割引」「おとなの早期契約割引」「本人限定割引」「ASV割引(自動ブレーキ割引)」「電気自動車、ハイブリッド車電気自動車割引」があります。
その他に、自転車事故に対しての補償「自転車傷害」が、選べる数少ない自動車保険でもあります。
ロードサービスアプリにはGPS機能の他に「つながるボタン」と「つながるアプリ」の連携で、事故現場ではALSOK隊員がサポートするサービスもありるため、不安なくロードサービスが利用できます。
「つながるボタン」には、衝撃感知機能があり、Bluetooth経由で「つながるアプリ」のプッシュ通知を起動させ、事故受付へ連絡し担当者と繋がるため、事故の時には、大変助かります。
このように、事故対応・ロードサービス・保険料の総合的にレベルの高い自動車保険となっていることが言えます。
セゾン自動車火災保険/おとなの自動車保険のメリット
- 走行距離に応じた保険料算出システムを採用している分保険料が安くなる
- 最短即日で補償が開始できる
- 事故対応は、土日の事故でも即日対応・即日報告
- 警備補償会社のALSOKと提携した「ALSOK事故現場安心サポート」のサービス
- ロードサービスは年中無休で24時間365日対応
- 移動費用サポートあり
- 宿泊費用サポートあり
- レッカーの無料けん引距離は300km(最大15万円分)
- ガス欠時も10リットルまでは無料で燃料補給
- 充実したロードサービスアプリあり
セゾン自動車火災保険/おとなの自動車保険のデメリット
- 走行距離が長い方は逆に保険料が割高になる
- ロードサービスが基本有料
- バッテリー上がりの対応は契約期間1回まで
- ガス欠時の燃料補給も契約期間1回まで
- 事故対応の担当者レベルへの不満が大きい
- クレジットカード以外での支払いができない
セゾン自動車火災保険/おとなの自動車保険の経営の健全性と実績
約70万件の保有契約数があり、2018年「総合満足度」ランキング1位の実績は、信頼性の高いものと考えて良いでしょう。ソルベンシー・マージン比率(保険会社の保険金等の支払能力の充実の状況を示す比率)も、200%を超えていれば安全と判断される中で、単体ソルベンシー・マージン比率が463.9%ですので、保険金の支払い能力には問題がないと考えらえます。
自動車保険会社 | セゾン自動車火災保険株式会社 |
保有契約件数 | 約70万件(自動車保険のみ) |
実績 | 2018年「総合満足度」ランキング1位 HDI格付けで最高評価の3つ星を5年連続獲得 |
セゾン自動車火災保険/おとなの自動車保険の事故対応サービス
事故対応の特徴は、24時間365日の事故受付と、即日対応・即日報告にあります。土日祝日も即日対応になるので事故発生時の安心感があると言えます。
また、ALSOK事故現場安心サポートを利用すれば、事故後の対応(お困りの点をヒアリング、カメラで現場の記録、救急車やレッカーなどの手配)をALSOKの担当者が代わりに行ってくれます。
全国約13,000カ所の緊急発進拠点数から、すぐに駆け付けてくれるので安心して事故に対応できるメリットがあります。
ただし、口コミの不満点を見ると「事故後の担当者の交渉力が弱い」「相手側に有利な示談になってしまった。」という声が少なくありません。
セゾン自動車火災保険/おとなの自動車保険は規模の大きい損害保険会社であるため、その分、交通事故の示談交渉の力量も、担当者ごとにばらつきがあり、経験の浅い担当者にあたってしまった場合には、不満を感じることも多いようです。
事故対応顧客満足度 | - |
事故対応スピード | 24時間365日土日祝日・即日対応・即日報告 |
事故対応の特徴 | ALSOK事故現場安心サポート 1時間以内に専任担当者のご連絡 |
セゾン自動車火災保険/おとなの自動車保険のロードサービス
ロードサービス自体は、基本的なサービスに加えて「宿泊費用」「移動費用」も補償されます。このときにタクシー・レンタカー使用の場合は、1台につき20,000円限度と1名につき12,000円から拡大して補償される手厚い補償が付いています。
また、利用者が指定する修理工場がある場合、最大15万円の利用で300kmまでのレッカーけん引についてが付帯されているのは有料ながらも、他の自動車保険と比較したときの優位性となっています。
また、ロードサービスをご利用いただく際、旅行先など見知らぬ場所でも、GPSを使うことによりお客さまの場所を特定し、迅速にサービスを提供する機能と「つながるボタン」と「つながるアプリ」で、保険会社と電話がつながり、事故受付担当者が、契約情報や事故の位置情報を把握して、事故対応をスムーズに行うことが可能な機能を提供するなど、利便性は高い自動車保険です。
一方でデメリットとしては「ガス欠時の給油」は、保険期間中1回まで10リットルまで無料とですが、「レッカー搬送費用」「バッテリー上りへの対応」「スペアタイヤの交換」「脱輪引き上げ」「カギの開錠」は、すべて有料となており、他社の一般的なロードサービスに比べると条件が厳しく設定されています。
ロードサービスでの応急処置の部品代やオイル・冷却水代は事故負担となりますが、JAF会員で、ロードアシスタンスをセットした場合は、部品代・消耗品代を4,000円を限度(保険期間中1回)補償されるという特権もあります。
サービスセンター件数 | 約250カ所 |
修理工場 | 約630カ所 |
委託契約をしている弁護士数 | - |
ロードサービス拠点 | 約13,000カ所 |
ロードサービス内容 | バッテリーの点検 ジャンピング(バッテリー接続によるエンジン起動) 交換作業(バッテリー上りは保険期間中1回まで) ガス欠時の燃料補給(10 リットルまでのガソリンまたは軽油の補給) キー閉じ込み時のカギ開け タイヤパンク時のスペアタイヤへの交換 各種オイル漏れ時の点検・補充 冷却水補充 脱輪、乗上げの引出し作業(落差1m超・タイヤ2つ以上・クレーン作業等の特殊作業も対応) 現場での応急処置とレッカー搬送の費用は、合算で15万円を上限に対応します。 JAF会員の場合、部品や燃料費などの消耗品は4,000円まで補償します。 |
無料レッカー:工場まで | 無制限 |
無料レッカー:お客様希望先 | 300km(最大15万円分の利用) |
宿泊・帰宅費用の距離制限 | なし |
宿泊費用 | 補償あり |
帰宅費用 | 補償あり |
帰宅レンタカー費用 | 補償あり 1名20,000円限度ただし、タクシー・レンタカー使用の場合は1台につき20,000円限度1名 20,000円限度に拡大して補償します。 |
ガス欠時の燃料補給 | 10Lまで無料※契約期間中1回まで |
ロードサービスアプリ | あり(GPS機能・つながるボタン・つながるアプリ) |
その他のロードサービス | - |
セゾン自動車火災保険/おとなの自動車保険の保険料
セゾン自動車火災保険/おとなの自動車保険の保険料は、走行距離に応じた保険料算出システムを採用しています。
年間走行距離を「5,000km以下」「5,000㎞超10,000Km以下」「10,000㎞超15,000㎞以下」「15,000㎞超」の4区分に分けて、保険料を算出します。
走行距離が短い人はリスク細分型の「セゾン自動車火災保険/おとなの自動車保険」の方が、保険料が安くなり、走行距離が長い人はリスク細分型のセゾン自動車火災保険/おとなの自動車保険」の方が、保険料が高くなる傾向があります。
割引サービスは、
- 「インターネット割引」
- 「早割50日・早割30日」
- 「ASV割引(自動ブレーキ割引)」
- 「電気・ハイブリッド車割引」
- 「ゴールド免許割引」
- 「おとなの2台目割引」
が用意されています。
保険料決定の特徴 | 年間走行距離に合わせて保険料が決定 |
ファミリーケア特別見舞金特約 | なし |
インターネット割引 | -10,000円 |
本人限定割引 | なし |
ASV割引(自動ブレーキ割引) | あり |
証券ペーパーレス割引 | なし |
セゾン自動車火災保険/おとなの自動車保険の保険料調査・見積もり結果
試算条件
- 保険始期日:2019年1月1日
- 他の自動車保険契約中の車:なし
- 初度登録年月:2018年1月
- メーカー:ホンダNB0X
- 型式を入力する:DBA-JF3
- 自動ブレーキ装置:ついている
- 車の使用目的:家庭用
- 1年間の走行距離:7,000km以下
- 記名被保険者:契約者自身
- 生年月日:昭和63年1月1日(1988年1月1日)
- 運転免許証の色:青
- 補償の範囲:記名被保険者に限定
- 年齢条件:-
- 保険証券の発行:しない
- 車両保険:希望する
見積もり結果
見積りプラン名 | 標準プラン |
1回払保険料 | 72,900円 |
分割回数 | 12回 |
分割払保険料:1回分 | 6,420円 |
分割払保険料:年額 | 77,040円 |
保険料の支払方法 | クレジットカード払い:1回、12回 インターネットバンキング払い:なし 払込票でのお支払い:なし 銀行振込:なし |
対人賠償 | 無制限 |
対物賠償 | 無制限 |
対物超過 | あり |
人身傷害 補償タイプ | 車外・車内あり補償型 |
人身傷害 保険金額(1名につき) | 5,000万円 |
搭乗者 傷害一時金 | なし |
搭乗者 死亡・後遺障害 | なし |
無保険車傷害 | 無制限 |
車両保険補償タイプ | フルカバータイプ(一般車両) |
車両 保険金額 | 185万円 |
車両保険 免責金額(1回目) | 5万円 |
車両保険 免責金額(2回目以降) | 10万円 |
免責ゼロ特約 | なし |
新車買替特約 | なし |
事故時レンタカー費用特約 | なし |
車内身の回り品 | なし |
弁護士費用等補償特約 | なし |
個人賠償特約 | なし |
傷害特約 | なし |
ファミリーバイク特約 | なし |
他車運転特約 | あり |
自転車事故補償特約 | なし |
対物差額修理費用補償特約 | なし |
ファミリーケア特別見舞金特約 | なし |
インターネット割引 | -10,000円 |
本人限定割引 | なし |
ASV割引(自動ブレーキ割引) | あり |
証券ペーパーレス割引 | なし |
見積もり結果の考察
上記の試算条件では、割引も多く利用できる分、「同条件で他の保険会社で見積もりを取った金額よりも、安い」という結果になっています。
セゾン自動車火災保険/おとなの自動車保険は、保険料の安さでもおすすめできる自動車保険となっています。
セゾン自動車火災保険/おとなの自動車保険の補償の特徴
標準プランで推奨されたものは、
- 対人賠償:無制限
- 対物賠償:無制限
- 人身傷害:5,000万円(車外・車内あり)
- 搭乗者傷害:なし
- 無保険車障害:無制限
というものでした、人身傷害の保険金額は、標準的な5,000万円で、車外補償もある充実した内容ですが、車両保険なしで見積もりされたため、あとから車両保険を追加して再試さんしています。
それ以外は、基本的な補償と言って良いでしょう。
車両保険も、免責額は1回目5万円、2回目10万円ですので、一般的な設定しています。
セゾン自動車火災保険/おとなの自動車保険の特約オプション
事故時代車費用特約
契約車両が車両保険で補償される事故により壊れた場合、修理期間中のレンタカー費用の実費分が補償されます。支払い限度額は、5,000円、7,000円、10,000円から選べます。
車両身の回り品補償
事故により、契約車両の室内・トランク内に積んでいたモノに生じた損傷・盗難、キャリアに固定したモノに生じた損傷を補償します。保険金額は、10万円、30万円、50万円から選べます。
弁護士特約
自動車事故や日常生活における事故で被害者になった場合に、ケガや車・モノの損害に対する賠償請求を弁護士に委任する際にかかる弁護士費用や、法律相談費用等を補償する特約です。(「もらい事故」では、保険会社は示談交渉ができないため)
個人賠償特約
自動車事故以外の日常生活の偶然な事故により、他人にケガをさせたり他人のモノを壊してしまい、法律上の損害賠償責任を負った場合に、賠償額を補償します。(保険金額無制限・示談交渉サービス付き)
自転車傷害特約
自転車走行中に転倒したり、歩行中に他人の乗っている自転車とぶつかりケガをされた場合に補償します。
ただし、ケガにより死亡、後遺障害を負った場合、または入院された場合に限られます。通院は対象外です。
- 保険金は定額払い:死亡保険金・1名につき500万円
- 後遺障害保険金・1名につき後遺障害の程度に応じ20万円~500万円
- 入院一時金:入院5日以上で10万円入院5日以上で10万円
- 入院保険金:入院1日につき5,000円
※事故の日からその日を含めて180日が限度となります。
ファミリーバイク特約
原付バイクの事故により、被保険者(補償の対象となる方)が死傷された場合に補償します。
人身傷害型(人身傷害から補償)と自損事故型(自損事故のみ補償)の2パターンからえらべます。相手側へは、対人賠償・対物賠償と共に無制限です。
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