目次
- 1 三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)のメリット
- 2 三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)のデメリット
- 3 三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)の経営の健全性と実績
- 4 三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)の事故対応サービス
- 5 三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)のロードサービス
- 6 三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)の保険料
- 7 三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)の保険料調査・見積もり結果
- 8 三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)の補償の特徴
- 9 三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)の特約オプション
- 10 三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)の補償の口コミ評判
三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)の概要

三井ダイレクト損保は、正式名称は三井ダイレクト損害保険株式会社で、1999年6月に物産インシュアランスプラニング株式会社(準備会社)を設立、2000年5月に、損害保険業の事業免許を取得し商号を三井ダイレクト損害保険株式会社に変更しました。
正式には同年6月より営業を開始した、MS&ADインシュアランスグループホールディングスグループの損害保険会社です。主に自動車保険、バイク保険、医療保険を提供しています。
会社のデータとしては「保有契約件数:非公開)」ですが、「単体ソルベンシー・マージン比率:462.5%(2018年6月末時点)」と損害保険会社としては、業界トップクラスの契約件数を上げ、ソルベンシー・マージン比率も十分な数値ですので保険金の支払い能力にも問題がない、信頼性の高い損害保険会社と言えます。
「UCDAアワード2016」を2015年からダイレクト損保で、はじめて2年連続の受賞に加えて「楽天自動車保険満足度ランキング2018事故対応満足度第1位」「HDI格付で最高評価の三つ星を3年連続獲得」と、実績も確かなものがあります。
他にも、お客様の声をサイト上に公開し、事故対応に92.2%の満足度を得ている安心の実績があり、顧客対応には力を入れている損害保険会社と言えます。
自動車保険のサービスの特徴としては「走行距離に応じた保険料算出システムを採用」「車両トラブル緊急対応サービス」「最短即日の補償開始」「事故対応は、土日の事故でも即日対応・即日報告」「ロードサービスは年中無休で24時間365日対応」「相談・情報提供サービス」「ご契約2年目以降のサービス」「レッカーの無料けん引距離は無制限(お客様指定は50km+JAF会員で65km)」等があります。
補償は一般的な自動車保険の補償が網羅されており、特約としては「弁護士特約」「個人賠償特約」「被害者救済費用特約」「ファミリーバイク特約」「事故付随費用補償特約」が付帯可能です。割引は、「インターネット割引」「証券ペーパーレス割引」「本人限定割引」「ASV割引(自動ブレーキ割引)」「ECO割引」があります。
携帯電話GPS位置情報サービスでは、GPS位置情報緊急手配フローを設けていることによって、正確な位置情報から円滑な対応で不安のない、ロードサービスが利用できます。
また、三井ダイレクト損保の特有なサービスとして「多言語事故対応サービス」があります。14ヶ国語対応しているため、事故の相手方が外国人の方であっても、三者間通話を用いて、スムーズな事故対応を可能にしています。
事故対応・ロードサービス・保険料の総合的にレベルの高い自動車保険となっています。
三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)のメリット
- 走行距離に応じた保険料算出システムを採用している分保険料が安くなる
- 最短即日で補償が開始できる
- 事故対応は、土日の事故でも即日対応・即日報告
- ロードサービスは年中無休で24時間365日対応
- レッカーの無料けん引距離は150km(お客様指定は50km+JAF会員で65kmまで)
- 相談・情報提供サービスあり
- 2年目以降はガス欠時も10リットルまでは無料で燃料補給
- 2年目以降はレンタカー12時間サービスあり
- 充実した携帯電話GPS位置情報サービスあり
三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)のデメリット
- 走行距離が長い方は逆に保険料が割高になる
- 1年目は燃料費や事故時レンタカー費用が有料
- バッテリー上がりの対応は契約期間1回まで
- ガス欠時の燃料補給も契約期間1回まで
- 事故対応の担当者レベルへの不満が大きい
三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)の経営の健全性と実績
事故対応に92.2%の満足度があり、ダイレクト自動車保険3年連続No.1の実績は信頼性の高いものと考えて良いでしょう。
ソルベンシー・マージン比率(保険会社の保険金等の支払能力の充実の状況を示す比率)も、200%を超えていれば安全と判断される中で、単体ソルベンシー・マージン比率が462.5%ですので、保険金の支払い能力には問題がないと考えらえます。
自動車保険会社 | 三井ダイレクト損害保険株式会社 |
保有契約件数 | 非公開 |
実績 | 「UCDAアワード2016」を2年連続の受賞 楽天自動車保険満足度ランキング2018事故対応満足度第1位 HDI格付で最高評価の三つ星を8年連続獲得 |
三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)の事故対応サービス
事故対応の特徴は、24時間365日の事故受付と、即日対応・即日報告にあります。土日祝日も19時までは、即日対応になるので事故発生時の安心感があると言えます。
また、事故後の対応は、携帯電話GPS位置情報サービスによって、現場の正確な位置情報をシステムに送信することで、救助までの時間短縮ができます。
全国約3,800カ所の緊急発進拠点数から、すぐに駆け付けてくれるので安心して事故に対応できるメリットがあります。
ただし、口コミの不満点を見ると「事故後の担当者の交渉力が弱い」「相手側に有利な示談になってしまった。」という声が少なくありません。
三井ダイレクト損保は規模の大きい損害保険会社であるため、その分、交通事故の示談交渉の力量も、担当者ごとにばらつきがあり、経験の浅い担当者にあたってしまった場合には、不満を感じることも多いようです。
事故対応顧客満足度 | 92.2% |
事故対応スピード | 24時間365日土日祝日・即日対応・即日報告(当日19時まで) |
事故対応の特徴 | 事故専任担当制(被害事故も専任担当制) |
三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)のロードサービス
ロードサービス自体は、基本的なサービスに加えて「相談・情報提供サービス」も含まれています。事故や故障の時以外でも自動車に関する様々な不具合にも対応し、電話相談やレンタカー会社、車検の紹介まで行っています。
また、利用者が指定する修理工場がある場合、無制限でのレッカーけん引について無料サービスが付帯されているのも、他の自動車保険と比較したときの優位性となっています。
また、使い勝手の良い携帯電話GPS位置情報サービスがあり、GPSによって正確な事故現場の位置を把握し、緊急手配フローによるスムーズな救助車両の手配を短縮するなど利便性は高い自動車保険です。
一方でデメリットとしては、「バッテリー上りへの対応」は保険期間中1回まで無料、「ガス欠時の給油」は、保険期間中1回まで10リットルまでのサービスは、契約の1年目が有料で2年目以降が無料と条件が厳しく設定されています。
他の損害保険会社と比較すると若干提携している修理工場の数が少ないため、代車がないなどの事情で近くの修理工場を利用できな可能性も大きいのです。
サービスセンター件数 | 12カ所 |
修理工場 | 約2,100カ所 |
委託契約をしている弁護士数 | 160カ所 |
ロードサービス拠点 | 約3,800カ所 |
ロードサービス内容 | バッテリーの点検 ジャンピング(バッテリー接続によるエンジン起動)、交換作業(バッテリー上りは保険期間中1回まで) ガス欠時の燃料補給(10 リットルまでのガソリンまたは軽油の補給) キー閉じ込み時のカギ開け タイヤパンク時のスペアタイヤへの交換 各種オイル漏れ時の点検・補充 冷却水補充 各種灯火類のバルブ交換 ボルト増し締め 脱輪、乗上げの引出し作業(2万円まで) 上記以外のトラブルで、作業時間30分までの現場での応急作業 |
無料レッカー:工場まで | 無制限 |
無料レッカー:お客様希望先 | 50km(JAF会員は追加15kmまで延長可能) |
宿泊・帰宅費用の距離制限 | - |
宿泊費用 | 補償なし (事故付随費用補償特約であり) |
帰宅費用 | 補償なし (事故付随費用補償特約であり) |
帰宅レンタカー費用 | 補償なし(レンタカー費用特約であり) |
ガス欠時の燃料補給 | 10Lまで ※契約期間中1回まで(契約2年目以降は無料) |
ロードサービスアプリ | 携帯電話GPS位置情報サービス |
その他のロードサービス | チャイルドシートレンタル優待 |
三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)の保険料
三井ダイレクト損保/自動車保険の保険料は、走行距離に応じた保険料算出システムを採用しています。
年間走行距離を、
- 「3,000km以下」
- 「3,000km超5,000km以下」
- 「5,000km超7,000km以下」
- 「7,000km超10,000km以下」
- 「10,000km超12,000km以下」
- 「12,000km超15,000km以下」
- 「15,000km超20,000km以下」
- 「20,000km超」
の8区分に分けて、保険料を算出します。
走行距離が短い人はリスク細分型の「三井ダイレクト損保/自動車保険」の方が、保険料が安くなり、走行距離が長い人はリスク細分型の「三井ダイレクト損保/自動車保険」の方が、保険料が高くなる傾向があります。
割引サービスは、
- 「インターネット割引」
- 「証券ペーパーレス割引」
- 「本人限定割引」
- 「ASV割引(自動ブレーキ割引)」
が用意されています。
保険料決定の特徴 | 年間走行距離に合わせて保険料が決定 |
ファミリーケア特別見舞金特約 | なし |
インターネット割引 | -6,000円 |
本人限定割引 | あり |
ASV割引(自動ブレーキ割引) | あり |
証券ペーパーレス割引 | -500円 |
三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)の保険料調査・見積もり結果
試算条件
- 保険始期日:2019年1月1日
- 他の自動車保険契約中の車:なし
- 初度登録年月:2018年1月
- メーカー:ホンダNB0X
- 型式を入力する:DBA-JF3
- 自動ブレーキ装置:ついている
- 車の使用目的:家庭用
- 1年間の走行距離:7,000km以下
- 記名被保険者:契約者自身
- 生年月日:昭和63年1月1日(1988年1月1日)
- 運転免許証の色:青
- 補償の範囲:記名被保険者に限定
- 年齢条件:30歳以上を補償
- 保険証券の発行:しない
- 車両保険:希望する
見積もり結果
見積りプラン名 | エコノミープラン |
1回払保険料 | 48,200円 |
分割回数 | 12回 |
分割払保険料:1回分 | 4,330円(初回12,990円) |
分割払保険料:年額 | 51,960円 |
保険料の支払方法 | クレジットカード払い:1回、12回 インターネットバンキング払い 払込票でのお支払い 銀行振込 |
対人賠償 | 無制限 |
対物賠償 | 無制限 |
対物超過 | 対物賠償で補償 |
人身傷害 補償タイプ | 車外あり補償型 |
人身傷害 保険金額(1名につき) | 3,000万円 |
搭乗者 傷害一時金 | あり |
搭乗者 死亡・後遺障害 | 1,000万円 |
無保険車傷害 | 無制限 |
車両保険補償タイプ | 限定タイプ |
車両 保険金額 | 195万円 |
車両保険 免責金額(1回目) | 5万円 |
車両保険 免責金額(2回目以降) | 10万円 |
免責ゼロ特約 | なし |
新車買替特約 | なし |
事故時レンタカー費用特約 | なし |
車内身の回り品 | 10万円 |
弁護士費用等補償特約 | なし |
個人賠償特約 | なし |
傷害特約 | あり |
ファミリーバイク特約 | なし |
他車運転特約 | あり |
自転車事故補償特約 | なし |
対物差額修理費用補償特約 | あり |
ファミリーケア特別見舞金特約 | なし |
インターネット割引 | -6,000円 |
本人限定割引 | あり |
ASV割引(自動ブレーキ割引) | あり |
証券ペーパーレス割引 | -500円 |
見積もり結果の考察
上記の試算条件では、割引も多く利用できる分、「同条件で他の保険会社で見積もりを取った金額よりも、安い」という結果になっています。
三井ダイレクト損保/自動車保険は、保険料の安さでもおすすめできる自動車保険となっています。
三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)の補償の特徴
エコノミープランで推奨されたものは、
- 対人賠償:無制限
- 対物賠償:無制限
- 人身傷害:3,000万円(車外あり)
- 搭乗者傷害:1,000万円(障害一時金あり)
- 無保険車障害:無制限
というものでした、人身傷害の保険金額が若干安いという側面がありますが、搭乗者障害が付いているため、基本的な補償と言って良いでしょう。
車両保険も、エコノミープランでは、限定タイプですが、免責額は1回目5万円、2回目10万円ですので、一般的な設定となっています。
三井ダイレクト損保/自動車保険(総合自動車保険)の特約オプション
事故付随費用補償特約
車両保険の保険金の支払い対象の事故で自動車が走行不能となり、最寄りのホテルや宿泊施設を利用したり、公共交通機関で帰宅した場合等に、保険金を支払います。
- 臨時宿泊費用:1事故1名あたり1泊1万円限度
- 臨時帰宅費用:1事故1名あたり2万円限度
- 搬送・引取費用:1事故10万円限度
身の回り品補償特約
車両保険の支払い対象の事故において、自動車の車内、トランク内、またはキャリアに固定された、身の回り品(ゴルフセットやカメラ等)が損壊した場合に、補償対象となる身の回り品の損害について保険金を支払います。
車両保険セット割引
車両保険を付けることで。契約条件にかかわらず、対人賠償、対物賠償などの一部の補償内容から保険料を割り引きます。
弁護士費用補償特約
自動車事故や日常生活における事故で被害者になった場合に、ケガや車・モノの損害に対する賠償請求を弁護士に委任する際にかかる弁護士費用や、法律相談費用等を補償する特約です。(「もらい事故」では、保険会社は示談交渉ができないため)
- 弁護士費用等(1事故につき被保険者1名あたり300万円限度)
- 法律相談(1事故につき被保険者1名ごとに10万円限度)
ファミリー傷害特約
契約者の家族が、ケガで入院または通院をした場合に、保険金を支払います。
「ファミリー傷害ワイドタイプ」と「ファミリー傷害アウトドアタイプ」の2種類から選ぶことがもでき、どちらのタイプも状況に応じて「家族型・夫婦型」の2パターンから選べます。
- 入院した場合:入院1日につき、5,000円(事故の日から60日以内の入院)
- 通院した場合:通院1日につき、1,000円(事故の日から60日以内の通院で30日限度)
被害者救済費用特約(不正アクセス・車両の欠陥等による事故の被害者救済費用特約)
契約の自動車の欠陥や不正アクセス等に起因して、本来の仕様とは異なる事象や動作により、人身事故または物損事故が発生した際に、法律上の損害賠償責任がないと判断された場合は、被害者救済費用を負担することによる損害に対して、保険金を支払います。
ファミリーバイク特約
原付バイクの事故により、被保険者(補償の対象となる方)が死傷された場合に補償します。
- 「賠償タイプ」
- 「賠償・自損傷害タイプ」
- 「賠償・人身傷害タイプ」
の3タイプがります。
相手側へは対人・対物賠償から、自身の補償については、人身傷害補償や自損事故傷害特約から補償します。
新車割引
契約の自動車が「自家用普通乗用車・自家用小型乗用車・自家用軽四輪乗用車」のいずれかで、保険始期日の月が初度登録年月の翌月から25ヶ月以内であれば、新車割引の適用によって、保険料が安くなります。
ECO割引
契約の自動車が「ハイブリッド車・電気自動車(燃料電池自動車)」の場合で、保険始期日の月が初度登録年月の翌月から13ヶ月以内であれば、ECO割引の適用によって保険料が、安くなります。
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