目次
- 1 損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」のメリット
- 2 損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」のデメリット
- 3 損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」の経営の健全性と実績
- 4 損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」の事故対応サービス
- 5 損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」のロードサービス
- 6 損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」の保険料
- 7 損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」の保険料調査・見積もり結果
- 8 損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」の補償の特徴
- 9 損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」の特約オプション
- 10 損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」の補償の口コミ評判
損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」の概要

損保ジャパン日本興亜は、正式名称は損害保険ジャパン日本興亜株式会社で、ソニーグループの損害保険会社です。
1998年に設立され、NKSJホールディングス株式会社の100%子会社として、自動車保険、医療保険を提供しています。
会社のデータとしては「保有契約件数:非公開)」「単体ソルベンシー・マージン比率:735.1%(2017年年度)」と損害保険会社としては業界トップクラスの契約件数を上げ、ソルベンシー・マージン比率も十分な数値ですので保険金の支払い能力にも問題がない、信頼性の高い損害保険会社と言えます。
2018年7月の格付取得状況では「スタンダードアンドプアーズ(S&P) A+」「ムーディーズ(Moody’s) A1」「格付投資情報センター(R&I)AA」「日本格付研究所(JCR)AA+」「A.M.Best A+」と、実績も確かなものがあります。
自動車保険のサービスの特徴としては、警備会社ALSOK連携した「安心かけつけサービス」に、安全運転支援サービスの「DRIVING!(ドライビング!)」や「カーナビアプリ」があります。
また「最短即日の補償開始」「事故対応は、土日の事故でも即日対応・即日報告」「ロードサービスは年中無休で24時間365日対応」「帰宅費用サポートあり」「宿泊費用サポートあり」「レッカーの無料けん引距離は15万円程度(約180km)」「ガス欠時も10リットルまでは無料で燃料補給」等があります。
補償は、一般的な自動車保険の補償が網羅されており、特約としては「弁護士特約」「個人賠償特約」「ファミリーバイク特約」が付帯可能です。
割引は、「証券ペーパーレス割引」「ASV割引(自動ブレーキ割引)」「安全運転割引」「65歳以上有料割引」があります。
「ドラレコ特約」と連携したカーナビアプリには、GPS機能、対応マニュアル、一発呼び出し、事故メモ機能などがあり、アプリ一つあれば、不安なく、ロードサービスが利用できます。
事故対応・ロードサービス・保険料の総合的に、レベルの高い自動車保険となっています。
損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」のメリット
- 最短即日で補償が開始できる
- 事故対応は、土日の事故でも即日対応・即日報告
- 緊急発進拠点数が警備会社ALSOKと提携した安心かけつけサービス
- ロードサービスは年中無休で24時間365日対応
- 帰宅費用サポートあり
- 宿泊費用サポートあり
- レッカーの無料けん引距離は15万円分(約180km)
- ガス欠時も10リットルまでは無料で燃料補給
- ドラレコ特約と充実したカーナビアプリあり
損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」のデメリット
- 走行距離割引の適用がない
- 協力工場の数はそれほど多くない
- バッテリー上がりの対応は契約期間1回まで
- ガス欠時の燃料補給も契約期間1回まで
- 事故対応の担当者レベルへの不満が大きい
- 代理店型のためインターネット割引がない
損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」の経営の健全性と実績
大手3大損害保険会社であり、各社が提供するするAランク以上の格付けの実績は、信頼性の高いものと考えて良いでしょう。
ソルベンシー・マージン比率(保険会社の保険金等の支払能力の充実の状況を示す比率)も、200%を超えていれば安全と判断される中で、単体ソルベンシー・マージン比率が735.1%ですので、保険金の支払い能力には問題がないと考えらえます。
自動車保険会社 | 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 |
保有契約件数 | 非公開 |
実績 | スタンダードアンドアーズ(S&P) A+ ムーディーズ(Moody’s)A1 格付投資情報センター(R&I)AA 日本格付研究所(JCR)AA+ A.M.Best A+ |
損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」の事故対応サービス
事故対応の特徴は、24時間365日の事故受付と、即日対応・即日報告にあります。
土日祝日も即日対応になるので事故発生時の安心感があると言えます。また、ALSOKによる「安心かけつけサービス」を利用すれば、事故後の対応(お困りの点をヒアリング、カメラで現場の記録、救急車やレッカーなどの手配)をALSOKの担当者が代わりに行ってくれます。
全国約2,400カ所の緊急発進拠点数から、すぐに駆け付けてくれるので安心して事故に対応できるメリットがあります。
ただし、口コミの不満点を見ると「事故後の担当者の交渉力が弱い」「相手側に有利な示談になってしまった。」という声が少なくありません。
ソニー損保は規模の大きい損害保険会社であるため、その分、交通事故の示談交渉の力量も、担当者ごとにばらつきがあり、経験の浅い担当者にあたってしまった場合には、不満を感じることも多いようです。
事故対応顧客満足度 | - |
事故対応スピード | 24時間365日土日祝日・即日対応・即日報告 |
事故対応の特徴 | ALSOKかけつけ安心サービス |
損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」のロードサービス
ロードサービス自体は、基本的なサービスに加えて「宿泊費用」「帰宅費用」も補償されます。
このときにレンタカー費用などの手厚い補償が付いています。また、利用者の指定する修理工場がある場合、15万円分(約180km)までのレッカーけん引について無料サービスが付帯されているのも、他の自動車保険と比較したときの優位性となっています。
また、使い勝手の良い「ドラレコ特約」と連携したカーナビアプリがあり、ロードサービスの一発呼び出し、事故直後の取るべき行動のナビゲート、事故メモ(文字・画像・音声保存)、GPSによるロードサービス呼び出し機能と、利便性は高い自動車保険です。
一方でデメリットとしては、「バッテリー上りへの対応」は保険期間中1回まで無料、「ガス欠時の給油」は、保険期間中1回まで10リットルまで無料と、無料条件が厳しく設定されています。
他の損害保険会社と比較すると若干提携している修理工場の数が少ないため、代車がないなどの事情で、近くの修理工場を利用できな可能性も大きいのです。
サービスセンター件数 | 300カ所 |
修理工場 | 不明 |
委託契約をしている弁護士数 | 不明 |
ロードサービス拠点 | 約2,400カ所 |
ロードサービス内容 | バッテリーの点検 ジャンピング(バッテリー接続によるエンジン起動)、交換作業(バッテリー上りは保険期間中1回まで) ガス欠時の燃料補給(10 リットルまでのガソリンまたは軽油の補給) キー閉じ込み時のカギ開け タイヤパンク時のスペアタイヤへの交換 各種オイル漏れ時の点検・補充 冷却水補充 各種灯火類のバルブ交換 ボルト増し締め 脱輪、乗上げの引出し作業 上記以外のトラブルで、作業時間30分までの現場での応急作業 |
無料レッカー:工場まで | 15万円分(約180km) |
無料レッカー:お客様希望先 | 15万円分(約180km) |
宿泊・帰宅費用の距離制限 | なし |
宿泊費用 | 補償あり(1万円限度) |
帰宅費用 | 補償あり(2万円限度) |
帰宅レンタカー費用 | 補償あり |
ガス欠時の燃料補給 | 10Lまで無料※契約期間中1回まで |
ロードサービスアプリ | あり(GPS、対応マニュアル、事故メモ) |
その他のロードサービス | ドラレコ特約 |
損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」の保険料
損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」の保険料は、「安全運転割引」を採用しており、スマートフォンアプリ「ポータ ブルスマイリングロード」の「運転診断」によって2区分に分けて、保険料を算出します。
走行距離が短いく運転特性の頻度が低い人は、「損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険」の方が、保険料が安くなり、走行距離が長いく運転特性の頻度が高い人は、「損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険」の方が、保険料が高くなる傾向があります。
割引サービスは、「証券ペーパーレス割引」「65歳以上有料割引」「ASV割引(自動ブレーキ割引)」が用意されています。
保険料決定の特徴 | 安全運転の履歴に基づいて保険料が決定 |
ファミリーケア特別見舞金特約 | なし |
インターネット割引 | なし |
本人限定割引 | なし |
ASV割引(自動ブレーキ割引) | あり |
証券ペーパーレス割引 | -240円 |
損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」の保険料調査・見積もり結果
試算条件
- 保険始期日:2019年1月1日
- 他の自動車保険契約中の車:なし
- 初度登録年月:2018年1月
- メーカー:ホンダNB0X
- 型式を入力する:DBA-JF3
- 自動ブレーキ装置:ついている
- 車の使用目的:家庭用
- 1年間の走行距離:7,000km以下
- 記名被保険者:契約者自身
- 生年月日:昭和63年1月1日(1988年1月1日)
- 運転免許証の色:青
- 補償の範囲:記名被保険者に限定
- 年齢条件:30歳以上を補償
- 保険証券の発行:しない
- 車両保険:希望する
見積もり結果
見積りプラン名 | 補償充実プラン |
1回払保険料 | 133,000円 |
分割回数 | 12回 |
分割払保険料:1回分 | 11,620円 |
分割払保険料:年額 | 139,440円 |
保険料の支払方法 | クレジットカード払い:1回、12回 指定口座でのお払い 払込票でのお支払い 請求書でのお支払い 銀行振込 |
対人賠償 | 無制限 |
対物賠償 | 無制限 |
対物超過 | 対物賠償で補償 |
人身傷害 補償タイプ | 車内のみ補償型 |
人身傷害 保険金額(1名につき) | 5,000万円 |
搭乗者 傷害一時金 | 20万円 |
搭乗者 死亡・後遺障害 | なし |
無保険車傷害 | 無制限 |
車両保険補償タイプ | 一般型 |
車両 保険金額 | 160万円 |
車両保険 免責金額(1回目) | 0万円 |
車両保険 免責金額(2回目以降) | 0万円 |
免責ゼロ特約 | なし |
新車買替特約 | なし |
事故時レンタカー費用特約 | 日額5,000円 |
車内身の回り品 | なし |
弁護士費用等補償特約 | なし |
個人賠償特約 | なし |
傷害特約 | あり |
ファミリーバイク特約 | なし |
他車運転特約 | あり |
自転車事故補償特約 | なし |
対物差額修理費用補償特約 | なし |
ファミリーケア特別見舞金特約 | なし |
インターネット割引 | なし |
本人限定割引 | なし |
ASV割引(自動ブレーキ割引) | あり |
証券ペーパーレス割引 | -240円 |
見積もり結果の考察
上記の試算条件では、割引も多く利用できる分、「同条件で他の保険会社で見積もりを取った金額よりも、安い」という結果になっています。
損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」は、保険料の安さでもおすすめできる自動車保険となっています。
損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」の補償の特徴
補償充実プランで推奨されたものは、
- 対人賠償:無制限
- 対物賠償:無制限
- 人身傷害:5,000万円(車外あり)
- 搭乗者傷害:なし
- 無保険車障害:無制限
というものでした、人身傷害の保険金額が若干安いという側面がありますが、基本的な補償と言って良いでしょう。
車両保険も、免責額は1回目0万円、2回目0万円ですので、一般的より補償が厚い設定となっています。
損保ジャパン日本興亜/個人用自動車保険「THEクルマの保険」の特約オプション
車両新価特約
契約の自動車が全損になった際に、修理費が新車価格相当額の50%以上となった場合、自動車の再取得費用または修理費を、実際にかかった新車価格相当額を限度に支払います。
- 支払い限度額:新車価格相当額の20%(40万円限度)
ロードアシスタンス運搬後諸費用特約
契約の自動車が、ロードアシスタンス特約の支払対象となる事故、故障などにより走行不能となり、レッカー搬送後に被保険者が負担した費用を支払います。
事故・故障時代車費用特約
契約の自動車か、ロードアシスタンス特約の支払対象となる事故、故障などによりトラブル走行不能となり、レッカー搬送された場合の事故により、自動車に損害が生じた際の修理期間中などで、自動車が使用できない場合のレンタカー費用を支払います。
車両積載動産特約
盗難や偶然な事故などによって、契約の自動車に損害が生じた際に、自動車の室内・トランク内などに、積載している動産に生じた損害に対して保険金を支払います。
弁護士費用特約
自動車事故や日常生活における事故で被害者になった場合に、ケガや車・モノの損害に対する賠償請求を弁護士に委任する際にかかる弁護士費用や、法律相談費用等を補償する特約です。(「もらい事故」では、保険会社は示談交渉ができないため)
- 支払い限度額:弁護士費用300万円・法律相談費用10万円
個人賠償特約
自動車事故以外の日常生活の偶然な事故により、他人にケガをさせたり他人のモノを壊してしまい、法律上の損害賠償責任を負った場合に、賠償額を補償します。
- 支払い限度額:国内無制限・国外1億円 (国内のみ示談交渉サービスあり)
ファミリーバイク特約
記名被保険者または、配偶者と同居の親族・別居の未婚のお子さまか、原動機付自転車を使用中の事故を補償する特約で、人身傷害型と自損傷害型を設けています。
人身傷害型
契約の人身傷害補償に基づいて保険金を支払います。相手側へは対人賠償対物賠償から補償します。
自損型
自損事故のみ対応。相手側へは対人賠償対物賠償から補償します。
地震・噴火・津波車両全損時一時金特約
地震・噴火・津波によって、契約の自動車に損害が生じた場合や自動車が、流失または埋没し発見されなかった場合に「地震・噴火・津波車両全損時一時金」として保険金を支払います。
- 支払い限度額:50万円
車両全損修理時特約
車両保険金の支払いの対象となる事故の際に、修理費が車両保険金額を超過した修理費について、保険金を支払います。
- 支払い限度額:50万円
全損時諸費用再取得時倍額特約
契約の自動車が、全損となった場合に、車両保険の全損時諸費用の保険金額を倍額で支払います。
- 支払い限度額:車両保険の20%(40万円限度)
ドライブレコーダーによる事故発生時の通知等に関する特約
契約の自動車に搭載されたドライブレコーダーが事故による衝撃を検知したことにより信号を発砲した際に、損保ジャパン日本興亜が、受信して事故の事実を確認したときは「事故発生時の通知義務」が、履行されたと定める特約で、安全運転支援サービス「DRIVING!(ドライビング!)」が、提供されます。
人身傷害入院時諸費用特約
人身傷害保険の対象となる事故で、被保険者が入院した場合に、入院中および退院後30日以内の期間中に特約所定のサービスに関する費用を支払います。
- 支払い限度額:25,000円×入院日数
被害者救済費用特約
契約の自動車の欠陥・第三者による不正アクセス等によって、人身事故などが発生した場合に、被保険者に法律上の損害賠償責任がないと確定した場合に、被害者を救済するための費用を支払います。
安全運転割引
記名被保険者がスマートフォンアプリ「ポータ ブルスマイリングロード」による「運転診断」の実施により、その運転履歴に基づき算出された割引に応じて「安全運転割引」を適用して保険料を割引します。
65歳以上優良割引
契約の等級が20等級(事故有係数適用期間が0年)の場合に、保険始期間日時点で、記名被保険者の年齢が65歳以上であれば「65歳以上優良割引」を適用して保険料を割引します。
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