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そんぽ24自動車保険の概要

そんぽ24は、正式名称はそんぽ24損害保険株式会社です。1999年に安田ライフダイレクトリサーチ株式会社(準備会社)として設立しています。
2001年2月に事業免許を取得して、その後、2004年10月に「そんぽ24損害保険株式会社」へ社名を変更しました。損害保険ジャパン日本興亜の100%子会社として、自動車保険、ペット保険を提供しています。
会社のデータとしては「保有契約件数:非公開」ですが、「単体ソルベンシー・マージン比率:1,081.6%(2017年年度)」と損害保険会社としては、業界トップクラスの契約件数を上げ、ソルベンシー・マージン比率も十分な数値ですので、保険金の支払い能力にも問題がない、信頼性の高い損害保険会社と言えます。「HDI格付で最高評価の三つ星を獲得」と、実績も確かなものがあります。
他にも、事故対応の顧客満足度は、93.7%となっています。親会社である大手の損保ジャパン日本興亜と提携した、事故対応や広大なネットワークをもつ事故解決サービスなど、顧客対応には力を入れている損害保険会社と言えます。
自動車保険のサービスの特徴としては、「走行距離に応じた保険料算出システムを採用」「最短即日の補償開始」「事故対応は、土日の事故でも即日対応・即日報告」「ロードサービスは年中無休で24時間365日対応」「帰宅費用サポートあり」「宿泊費用サポートあり」「旅行キャンセル費用サポートあり」「修理完了車の自宅無料配送サポート料あり」「ペットケアサポートあり」「レッカーの無料けん引距離は100km」「ガス欠時も10リットルまでは無料で燃料補給」等があります。
補償は一般的な自動車保険の補償が網羅されており、特約としては「弁護士特約」「個人賠償特約」「身の回り品特約」「ファミリーバイク特約」が付帯可能です。
割引は、「インターネット割引」「継続割引」「継続お早め割引」「証券ペーパーレス割引」があります。
保険料の支払い方法には、クレジットカード払いによる「3回、6回、10回、12回」までの分割が、可能になっています。
ロードサービスには、スマートフォンのGPS機能を利用することで、事故現場の現在位置を正確に把握し、迅速な対応によって不安なく、ロードサービスが利用できます。
事故対応・ロードサービス・保険料の総合的にレベルの高い自動車保険となっています。
そんぽ24自動車保険のメリット
- 走行距離に応じた保険料算出システムを採用している分保険料が安くなる
- 最短即日で補償が開始できる
- 事故対応は、土日の事故でも即日対応(初期対応は平日17時・土日祝は16時まで)
- 緊急発進拠点数が大手の損保ジャパン日本興亜と提携したサービス
- ロードサービスは年中無休で24時間365日対応
- 帰宅費用サポートあり
- 宿泊費用サポートあり
- レッカーの無料けん引距離は100km
- ガス欠時も10リットルまでは無料で燃料補給
- スマートフォンのGPS機能あり
そんぽ24自動車保険のデメリット
- 走行距離が長い方は逆に保険料が割高になる
- 協力工場の数はそれほど多くない
- バッテリー上がりの対応は契約期間1回まで
- ガス欠時の燃料補給も契約期間1回まで
- 事故対応の担当者レベルへの不満が大きい
そんぽ24自動車保険の経営の健全性と実績
ダイレクト自動車保険HDI格付で最高評価の三つ星を獲得の実績は信頼性の高いものと考えて良いでしょう。
ソルベンシー・マージン比率(保険会社の保険金等の支払能力の充実の状況を示す比率)も、200%を超えていれば安全と判断される中で、単体ソルベンシー・マージン比率が1,081.6%ですので、保険金の支払い能力には問題がないと考えらえます。
自動車保険会社 | そんぽ24損害保険株式会社 |
保有契約件数 | 非公開 |
実績 | HDI格付で最高評価の三つ星を連続獲得 |
そんぽ24自動車保険の事故対応サービス
事故対応の特徴は、親会社である損保ジャパン日本興亜のネットワークによる、24時間365日の事故受付にあります。
土日祝日も事故受付センターから初期対応センターへ引き継ぐため、事故発生時の安心感があると言えます。
全国約9,500カ所の緊急発進拠点数から、すぐに駆け付けてくれるので安心して事故に対応できるメリットがあります。
また、インターネットにおける「ご契約者専用サイト」から、事故経過情報の確認や事故に関する最新情報の問い合わせが可能です。
メールアドレスを登録することで、対応経過や保険金の支払情報が更新されると、連絡されるサービスもあり充実したサポートを受けられるといった点も特徴です。
ただし、口コミの不満点を見ると「事故後の担当者の交渉力が弱い」「相手側に有利な示談になってしまった。」という声が少なくありません。
そんぽ24は、規模の大きい損保ジャパン日本興亜と提携した事故対応であるため、その分、交通事故の示談交渉の力量も、担当者ごとにばらつきがあり、経験の浅い担当者にあたってしまった場合には、不満を感じることも多いようです。
事故対応顧客満足度 | 93.7% |
事故対応スピード | 24時間365日土日祝日 |
事故対応の特徴 | 損保ジャパン日本興亜の事故対応サポート |
そんぽ24自動車保険のロードサービス
ロードサービスの顧客満足度は、97.5%です。ロードサービス自体は、基本的なサービスに加えて「宿泊費用」「帰宅費用」も補償されます。
このときにレンタカー費用やペットの宿泊費用まで補償される手厚い補償が付いています。
また、利用者が指定する修理工場がある場合、100kmまでのレッカーけん引について無料サービスが付帯されているのも、ダイレクト系の損害保険会社ながら、国内大手の損保ジャパン日本興亜のネットワークを利用した、ロードサービスは、他の自動車保険と比較したときの優位性となっています。
また、使い勝手の良いスマートフォンのGPS機能があり、ロードサービスの「事故・故障の連絡・GPS現在位置特定サービス」アイコンからの発呼び出し、事故現場を正確に伝えることができ、利便性は高い自動車保険です。
修理後の自動車を直接修理工場まで車両を引き取りに行く場合は、交通費を10,000円を限度に補償しますが「修理完了車の自宅無料配送サポート」を利用することで、修理の完了後に、自動車を自宅まで無料で配送してくれるサービスもあります。
「旅行キャンセル費用サポート」は、宿泊施設などの旅行契約のキャンセル費用が発生した場合に、同乗者分までの総額50,000円を限度に補償したり「ペットケアサポート」では、帰宅できない場合に、ペットホテル費用1泊分や必要な交通費を補償します。
また、トラブル当日に、ペットホテルやペットシッターの延長料金が発生した際の、料金も10,000円を限度に補償します。
提携修理工場の「無料代車サービス」「無料引取納車サービス」「永久保証サービス」「優先修理サービス」「無料洗車サービス」といった事故や故障の対応以外にも、満足度が高い充実したロードサービスを行っています。
一方でデメリットとしては、「バッテリー上りへの対応」は保険期間中1回まで無料、「ガス欠時の給油」は、保険期間中1回まで10リットルまで無料と、無料条件が厳しく設定されています。
他の損害保険会社と比較すると若干提携している修理工場の数が少ないため、代車がないなどの事情で近くの修理工場を利用できな可能性も大きいのです。
サービスセンター件数 | 200カ所 |
修理工場 | 約800カ所 |
委託契約をしている弁護士数 | 日本弁護士連合会のリーガルアクセスセンターに参入 |
ロードサービス拠点 | 約9,500カ所 |
ロードサービス内容 | バッテリーの点検 ジャンピング(バッテリー接続によるエンジン起動)、交換作業(バッテリー上りは保険期間中1回まで) ガス欠時の燃料補給(10 リットルまでのガソリンまたは軽油の補給) キー閉じ込み時のカギ開け タイヤパンク時のスペアタイヤへの交換 各種オイル漏れ時の点検・補充 冷却水補充 各種灯火類のバルブ交換 ボルト増し締め 脱輪、乗上げの引出し作業 上記以外のトラブルで、作業時間30分までの現場での応急作業 |
無料レッカー:工場まで | 無制限 |
無料レッカー:お客様希望先 | 100km |
宿泊・帰宅費用の距離制限 | なし |
宿泊費用 | 補償あり |
帰宅費用 | 補償あり |
帰宅レンタカー費用 | 補償あり |
ガス欠時の燃料補給 | 10Lまで無料 ※契約期間中1回まで |
ロードサービスアプリ | スマートフォンのGPS機能あり |
その他のロードサービス | 旅行キャンセル費用サポート ペットケアサポート 修理完了車の自宅無料配送サポート |
そんぽ24自動車保険の保険料
そんぽ24/自動車保険の保険料は、走行距離に応じた保険料算出システムを採用しています。
年間走行距離を、
- 「4,000km未満」
- 「4,000km以上8,000km未満」
- 「8,000km以上12,000km未満」
- 「12,000km以上16,000km未満」
5区分に分けて、保険料を算出します。
走行距離が短い人はリスク細分型の「そんぽ24/自動車保険」の方が、保険料が安くなり、走行距離が長い人はリスク細分型の「そんぽ24/自動車保険」の方が、保険料が高くなる傾向があります。
割引サービスは、
- 「インターネット割引(新規保険料の-10%割引、継続保険料の-7%割引)」
- 「継続割引」
- 「継続お早め割引」
- 「証券ペーパーレス割引」
が、用意されています。
保険料決定の特徴 | 年間走行距離に合わせて保険料が決定 |
ファミリーケア特別見舞金特約 | なし |
インターネット割引 | -10% |
本人限定割引 | なし |
ASV割引(自動ブレーキ割引) | あり |
証券ペーパーレス割引 | -500円 |
そんぽ24自動車保険の保険料調査・見積もり結果
試算条件
- 保険始期日:2019年1月1日
- 他の自動車保険契約中の車:なし
- 初度登録年月:2018年1月
- メーカー:ホンダNBOX
- 型式を入力する:DBA-JF3
- 自動ブレーキ装置:ついている
- 車の使用目的:家庭用
- 1年間の走行距離:7,000km以下
- 記名被保険者:契約者自身
- 生年月日:昭和63年1月1日(1988年1月1日)
- 運転免許証の色:青
- 補償の範囲:記名被保険者に限定
- 年齢条件:30歳以上を補償
- 保険証券の発行:しない
- 車両保険:希望する
見積もり結果
見積りプラン名 | おすすめプランB |
1回払保険料 | 116,370円 |
分割回数 | 12回 |
分割払保険料:1回分 | 1回分 10,500円(3回:39,760円、6回:20,250円、10回:12,450円) |
分割払保険料:年額 | 126,000円(3回:119,280円、6回:121,500円、10回:124,500円) |
保険料の支払方法 | クレジットカード払い:1回、3回、6回、10回、12回 インターネットバンキング払い 払込票でのお支払い 銀行振込 |
対人賠償 | 無制限 |
対物賠償 | 無制限 |
対物超過 | 50万円 |
人身傷害 補償タイプ | 車外あり補償型 |
人身傷害 保険金額(1名につき) | 5,000万円 |
搭乗者 傷害一時金 | あり |
搭乗者 死亡・後遺障害 | 1,000万円 |
無保険車傷害 | 2億円 |
車両保険補償タイプ | 一般型 |
車両 保険金額 | 200万円 |
車両保険 免責金額(1回目) | 5万円 |
車両保険 免責金額(2回目以降) | 10万円 |
免責ゼロ特約 | あり |
新車買替特約 | なし |
事故時レンタカー費用特約 | なし |
車内身の回り品 | 20万円 |
弁護士費用等補償特約 | なし |
個人賠償特約 | なし |
傷害特約 | あり |
ファミリーバイク特約 | なし |
他車運転特約 | あり |
自転車事故補償特約 | なし |
対物差額修理費用補償特約 | なし |
ファミリーケア特別見舞金特約 | なし |
インターネット割引 | -10% |
本人限定割引 | なし |
ASV割引(自動ブレーキ割引) | あり |
証券ペーパーレス割引 | -500円 |
見積もり結果の考察
上記の試算条件では、割引も多く利用できる分、「同条件で他の保険会社で見積もりを取った金額よりも、安い」という結果になっています。そんぽ24/自動車保険は、保険料の安さでもおすすめできる自動車保険となっています。
分割保険料について
保険料が10,000円以上の場合に、利用可能です。イオンは、一回の分割金額が3,000円以上の場合のみ、セゾンとダイナースは、分割払いの利用ができません。
そんぽ24自動車保険の補償の特徴
おすすめプランBで推奨されたものは、
- 対人賠償:無制限
- 対物賠償:無制限
- 人身傷害:5,000万円(車外あり)
- 搭乗者傷害:1,000万円
- 無保険車障害:2億円
というものでした「おすすめプランA」では、車両保険が付いていなかったため今回は「おすすめプランB」を参照にしています。
人身傷害の保険金額が、5,000万円で搭乗者障害もついているいという点から、十分な補償と言って良いでしょう。
車両保険も、免責額は1回目5万円、2回目10万円(免責0特約あり)ですので、一般的な設定となっています。
そんぽ24自動車保険の特約オプション
新車割引
保険期間始期日の月が、初度登録年月の翌月から起算して25か月以内であれば、保険料が安くなります。※自家用(普通・小型)乗用車に限ります。
代車費用補償特約
車両保険金の支払い対象となる事故により、自動車が自力で走行することができないまたは、修理している状態、盗難されて使用できなくなった場合の修理期間中から、自動車の買替えまでの間に、必要なレンタカーなどの代車費用を補償します。
- 支払限度額:5,000円×利用日数
身の回り品特約
契約の自動車の車内やトランク内に収容または、キャリアに固定された身の回り品(ゴルフセットやカメラ等)が、偶然な事故により損傷したり、盗難された場合等の損害について、保険金を支払います。
- 支払い限度額:20万円
弁護士特約
自動車事故や日常生活における事故で被害者になった場合に、ケガや車・モノの損害に対する賠償請求を弁護士に委任する際にかかる弁護士費用や、法律相談費用等を補償する特約です。(「もらい事故」では、保険会社は示談交渉ができないため)
- 支払い限度額:1名につき300万円を限度(法律相談料については10万円を限度)
個人賠償特約
自動車事故以外の日常生活の偶然な事故により、他人にケガをさせたり他人のモノを壊してしまい、法律上の損害賠償責任を負った場合に、賠償額を補償します。
- 支払い限度額:1事故につき 国内無制限(示談交渉あり)
ファミリーバイク特約
原付バイクの事故により、被保険者(補償の対象となる方)が死傷された場合に補償します。
対人賠償、対物賠償および自損事故保険(人身障害の付帯があり自損事故保険のセットがない場合でも)が、適用されて保険金が支払われます。
長期優良契約割引
新契約および前契約(保険期間が1年以上)が、20等級で前契約の保険期間中に保険事故(ノーカウント事故を除く)が、発生していない場合に割引が適用されます。
継続お早め割引
自動車保険契約の継続につき、保険満期日の30日前までに、継続手続きを完了した場合に、保険料の500円割引を適用します。
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