目次
東京海上日動/トータルアシスト自動車保険の概要

東京海上日動/トータルアシスト自動車保険は、正式名称は東京海上日動火災保険株式会社で、東京海上グループの損害保険会社です。
1879年に設立され、東京海上ホールディングス株式会社の100%子会社として、自動車保険、医療保険、生命保険を提供しています。
会社のデータとしては「保有契約件数:1,449万件(自動車保険)」「単体ソルベンシー・マージン比率:827.3%(2017年年度)」と損害保険会社としては業界トップクラスの契約件数を上げ、ソルベンシー・マージン比率も十分な数値ですので保険金の支払い能力にも問題がない、信頼性の高い損害保険会社と言えます。「S&P:A+」「ムーディーズ:Aa3」「A.M. Best :A++」「格付投資情報センター(R&I):AA+」「日本格付研究所(JCR):AAA」「フィッチ・レーティングス A+」と、実績も確かなものがあります。
他にも、約14万件のお客様の声をサイト上に公開し、「自動車保険お客様アンケート」の実施により、準拠してサービス構築をするなど、顧客対応には力を入れている損害保険会社と言えます。
自動車保険のサービスの特徴としては、「最短即日の補償開始」「事故対応は、土日の事故でも即日対応・即日報告」「ロードサービスは年中無休で24時間365日対応」「帰宅費用サポートあり」「宿泊費用サポートあり」「レッカーの無料けん15万円まで」「ガス欠時も10リットルまでは無料で燃料補給」等があります。
補償は一般的な自動車保険の補償が網羅されており、特約としては「弁護士特約」「個人賠償特約」「ファミリーバイク特約」「サイクルパッケージ」「通信機能付きドライブエージェント」「医療相談のメディカルアシスト」が付帯可能です。割引は、「ECO割引(ハイブリッド車・電気自動車)」「ASV割引(自動ブレーキ割引)」があります。
スマートフォンアプリのモバイルエージェントにはGPS機能、対応マニュアル、一発呼び出し、事故メモ機能などがあり、アプリ一つあれば、不安なく、ロードサービスが利用できます。
事故対応・ロードサービス・保険料の総合的にレベルの高い自動車保険となっています。
東京海上日動/トータルアシスト自動車保険のメリット
- 最短即日で補償が開始できる
- 事故対応は、土日の事故でも即日対応・即日報告
- ロードサービスは年中無休で24時間365日対応
- 帰宅費用サポートあり
- 宿泊費用サポートあり
- レッカーの無料けん15万円まで
- ガス欠時も10リットルまでは無料で燃料補給
- 充実したロードサービスアプリあり
- 通信機能付きドライブエージェントあり
- 医療相談のメディカルアシスト
東京海上日動/トータルアシスト自動車保険のデメリット
- 走行距離による割引がない
- 協力工場の数はそれほど多くない
- バッテリー上がりの対応は契約期間1回まで
- ガス欠時の燃料補給も契約期間1回まで
- 事故対応の担当者レベルへの不満が大きい
東京海上日動/トータルアシスト自動車保険の経営の健全性と実績
約14万件の保有契約数があり、各社による格付けランクが、Aランク以上の実績は信頼性の高いものと考えて良いでしょう。
ソルベンシー・マージン比率(保険会社の保険金等の支払能力の充実の状況を示す比率)も、200%を超えていれば安全と判断される中で、単体ソルベンシー・マージン比率が827.3%ですので、保険金の支払い能力には問題がないと考えらえます。
自動車保険会社 | 東京海上日動火災保険株式会社 |
保有契約件数 | 約14万件(自動車保険) |
実績 | スタンダードアンドプアーズ(S&P)A+ ムーディーズ(Moody’s)Aa3 A.M. Best A++ 格付投資情報センター(R&I)AA+ 日本格付研究所(JCR)AAA フィッチ・レーティングス A+ |
東京海上日動/トータルアシスト自動車保険の事故対応サービス
事故対応の特徴は、24時間365日の事故受付と、即日対応・即日報告にあります。土日祝日も即日対応になるので事故発生時の安心感があると言えます。
また、各専門部門「事故対応のエキスパート事故対応のエキスパート」「損害調査のエキスパート」「法律のエキスパート」「医療のエキスパート」と解決力の高い「チーム・エキスパート」の圧倒的な事故対応力が、あります。
ロードアシストは、全国約242カ所の緊急発進拠点数から、すぐに駆け付けてくれるので安心して事故に対応できるメリットがあります。
ただし、口コミの不満点を見ると「事故後の担当者の交渉力が弱い」「相手側に有利な示談になってしまった。」という声が少なくありません。
東京海上日動/トータルアシスト自動車保険は規模の大きい損害保険会社であるため、その分、交通事故の示談交渉の力量も、担当者ごとにばらつきがあり、経験の浅い担当者にあたってしまった場合には、不満を感じることも多いようです。
事故対応顧客満足度 | - |
事故対応スピード | 24時間365日土日祝日・即日対応・即日報告 |
事故対応の特徴 | チーム・エキスパートによる解決力 |
東京海上日動/トータルアシスト自動車保険のロードサービス
ロードサービス自体は、基本的なサービスに加えて「宿泊費用」「帰宅費用」も補償されます。
このときにレンタカー費用まで補償される手厚い補償が付いています。
また、利用者の指定する修理工場がある場合、150万円までのレッカーけん引について無料サービスが付帯されているのも、他の自動車保険と比較したときの優位性となっています。
また、使い勝手の良いスマートフォンアプリがあり、ロードサービスの一発呼び出し、事故直後の取るべき行動のナビゲート、事故メモ(文字・画像・音声保存)、GPSによるロードサービス呼び出し機能と、利便性は高い自動車保険です。
一方でデメリットとしては、「バッテリー上りへの対応」は保険期間中1回まで無料、「ガス欠時の給油」は、保険期間中1回まで10リットルまで無料と、無料条件が厳しく設定されています。
他の損害保険会社と比較すると若干提携している修理工場の数が少ないため、代車がないなどの事情で近くの修理工場を利用できな可能性も大きいのです。
サービスセンター件数 | 242カ所 |
修理工場 | 不明 |
委託契約をしている弁護士数 | 520名 |
ロードサービス拠点 | 非公開 |
ロードサービス内容 | バッテリーの点検 ジャンピング(バッテリー接続によるエンジン起動)、交換作業(バッテリー上りは保険期間中1回まで) ガス欠時の燃料補給(10 リットルまでのガソリンまたは軽油の補給) キー閉じ込み時のカギ開け タイヤパンク時のスペアタイヤへの交換 各種オイル漏れ時の点検・補充 冷却水補充 各種灯火類のバルブ交換 ボルト増し締め 脱輪、乗上げの引出し作業 上記以外のトラブルで、作業時間30分までの現場での応急作業 |
無料レッカー:工場まで | 無制限(15万円まで) |
無料レッカー:お客様希望先 | (15万円まで) |
宿泊・帰宅費用の距離制限 | なし |
宿泊費用 | 補償あり |
帰宅費用 | 補償あり |
帰宅レンタカー費用 | 補償あり |
ガス欠時の燃料補給 | 10Lまで無料※契約期間中1回まで |
ロードサービスアプリ | あり(GPS、対応マニュアル、事故メモ) |
その他のロードサービス | 事故防止アシスト、事故現場アシスト |
東京海上日動/トータルアシスト自動車保険の保険料
東京海上日動/トータルアシスト自動車保険の保険料は、走行距離に応じた保険料算出システムを採用しておらず、自動車の装備についての割引が適用されています。
ハイブリッド車や電気自動車、自動ブレーキの搭載があれば、「東京海上日動/トータルアシスト自動車保険」の方が、保険料が安くなり、ハイブリッド車や電気自動車ではなく、自動ブレーキの搭載がなければ「東京海上日動/トータルアシスト自動車保険」の方が、保険料が高くなる傾向があります。
また、車椅子昇降装置の設置がある「福祉車両割引」や、「1日自動車保険」の利用実績があると、割引が適用されます。
割引サービスは「ECO割引(ハイブリッド車・電気自動車)」「ASV割引(自動ブレーキ割引)」「新車割引」「複数所有新規特則(セカンドカー割引)」「ノンフリート多数割引」が用意されています。
保険料決定の特徴 | 自動車の装備に合わせて保険料が決定 |
ファミリーケア特別見舞金特約 | なし |
インターネット割引 | なし |
本人限定割引 | なし |
ASV割引(自動ブレーキ割引) | あり |
証券ペーパーレス割引 | なし |
東京海上日動/トータルアシスト自動車保険の保険料調査・見積もり結果
試算条件
- 保険始期日:2019年1月1日
- 他の自動車保険契約中の車:なし
- 初度登録年月:2018年1月
- メーカー:ホンダNB0X
- 型式を入力する:DBA-JF3
- 自動ブレーキ装置:ついている
- 車の使用目的:家庭用
- 1年間の走行距離:7,000km以下
- 記名被保険者:契約者自身
- 生年月日:昭和63年1月1日(1988年1月1日)
- 運転免許証の色:青
- 補償の範囲:記名被保険者に限定
- 年齢条件:30歳以上を補償
- 保険証券の発行:しない
- 車両保険:希望する
見積もり結果
見積りプラン名 | Aプラン |
1回払保険料 | 88,550円 |
分割回数 | 12回 |
分割払保険料:1回分 | 7,760円 |
分割払保険料:年額 | 93,120円 |
保険料の支払方法 | クレジットカード払い:1回、12回 口座引落:一時払い、月払い コンビニ(払込票)でのお支払い |
対人賠償 | 無制限 |
対物賠償 | 無制限 |
対物超過 | 対物賠償で補償 |
人身傷害 補償タイプ | 車外あり補償型 |
人身傷害 保険金額(1名につき) | 3,000万円 |
搭乗者 傷害一時金 | 20万円 |
搭乗者 死亡・後遺障害 | なし |
無保険車傷害 | 無制限 |
車両保険補償タイプ | 一般条件 |
車両 保険金額 | 160万円 |
車両保険 免責金額(1回目) | 5万円 |
車両保険 免責金額(2回目以降) | 10万円 |
免責ゼロ特約 | なし |
新車買替特約 | あり |
事故時レンタカー費用特約 | なし |
車内身の回り品 | 20万円(免責5,000円) |
弁護士費用等補償特約 | なし |
個人賠償特約 | あり |
傷害特約 | あり |
ファミリーバイク特約 | なし |
他車運転特約 | あり |
自転車事故補償特約 | なし |
対物差額修理費用補償特約 | なし |
ファミリーケア特別見舞金特約 | なし |
インターネット割引 | なし |
本人限定割引 | なし |
ASV割引(自動ブレーキ割引) | あり |
証券ペーパーレス割引 | なし |
見積もり結果の考察
上記の試算条件では、割引も多く利用できる分、「同条件で他の保険会社で見積もりを取った金額よりも、安い」という結果になっています。
東京海上日動/トータルアシスト自動車保険のは、保険料の安さでもおすすめできる自動車保険となっています。
東京海上日動/トータルアシスト自動車保険の補償の特徴
Aプランで推奨されたものは
- 対人賠償:無制限
- 対物賠償:無制限
- 人身傷害:3,000万円(車外あり)
- 搭乗者傷害:なし
- 無保険車障害:無制限
というものでした、人身傷害の保険金額が若干安いという側面がありますが、基本的な補償と言って良いでしょう。
車両保険も、免責額は1回目5万円、2回目10万円ですので、一般的な設定となっています。
東京海上日動/トータルアシスト自動車保険の特約オプション
車両新価保険特約
契約の自動車が、事故により損害額が、車両協定価額の50%以上になった場合に、新車購入費用(車両本体価格+付属品+消費税)等を、車両協定価額を限度に支払います。
事故時レンタカー費用特約
契約車両が車両保険で補償される事故により壊れた場合、修理期間中のレンタカー費用の実費分が補償されます。
他車運転危険補償特約
記名被保険者や同居の家族等が、一時的に借りた自動車を運転中の事故により、借りたお車の保険より優先的に、契約の自動車保険から保険金お支払います。
車両無過失事故に関する特約
契約の自動車と相手方の自動車との事故により、車両保険金をお支払いする場合に、契約の自動車の所有者に過失がないと判断されたときには、等級に影響がない「ノーカウント事故」として取り扱います。
地震・噴火・津波危険車両全損時一時金特約
地震・噴火または津波によって、契約の自動車が全損となった場合に、50万円を限度として、保険金を支払います。
ドライブエージェント パーソナル特約
東京海上日動が、独自に開発したドライブレコーダーの設置により、事故の衝撃を「自動発報装置」が作動して、事故受付センターと通話可能機能や偏り走行、前方車両の接近を警告する「事故防止支援」機能を搭載しています。
また「安全運転診断」の機能を利用した希望により「安全運転診断レポート」を発行しています。
車内携行品補償特約
偶然な事故により、契約の自動車内・トランク等に収容または、キャリアに固定された個人が所有する日用品に生じた損害に対して補償します。
- 支払い限度額:10万円から100万円までの間で設定(免責金額:1事故につき5,000円)
弁護士費用等補償特約
自動車事故や日常生活における事故で被害者になった場合に、ケガや車・モノの損害に対する賠償請求を弁護士に委任する際にかかる弁護士費用や、法律相談費用等を補償する特約です。(「もらい事故」では、保険会社は示談交渉ができないため)
- 支払い限度額:弁護士費用300万円、法律相談10万円
個人賠償責任補償特約
自動車事故以外の日常生活の偶然な事故により、他人にケガをさせたり他人のモノを壊してしまい、法律上の損害賠償責任を負った場合に、賠償額を補償します。
- 支払い限度額:国内(無制限)※国内のみ示談交渉サービスあり
- 支払い限度額:国外(1億円)
ファミリーバイク特約
原付バイクの事故により、被保険者(補償の対象となる方)が死傷された場合に補償します。
- 人身型:契約の人身傷害と同内容で補償(対人賠償・対物賠償・入院時選べるアシスト)
- 自損型:自損事故のみ補償(対人賠償・対物賠償・自損事故補償)
自転車傷害補償特約(一時金払)
自転車での事故や歩行中の自転車との衝突等の自転車の事故によって、記名被保険者や同居の家族が、入院・死亡された場合や後遺障害が生じたときに、一時金として保険金を支払います。
- 入院時
- 5日未満:1万円
- 5日以上:10万円、30万円、50万円、100万円のいずれかを設定
- 後遺障害:300万円×等級別割合
- 死亡:300万円
サイクルパッケージ
個人賠償責任補償特約と自転車傷害補償特約(一時金払)をセットにて、加入することで割引を適用します。
入院時選べるアシスト特約
事故によって、入院が長期化した際に「差額ベッド代」や「お見舞いの御礼代等」治療費の他にも必要になってくる、諸費用を3日以上の入院から利用提供する特約です。
メディカルアシスト
電話にて医療相談や、最寄りの医療機関に関するご相談に対応するサービスです。
緊急医療相談
常駐の救急科専門医や看護師による、緊急医療相談を24時間対応しています。
医療機関案内
夜間・休日の受付の救急病院や、最寄りの医療機関等を案内しています。
予約制専門医相談
診療分野の専門医が、予約制で専門的な医療・健康について電話相談を受付しています。
がん専用相談窓口
がんに関する悩み等に、経験豊富な医師とメディカルソーシャルワーカーが、相談対応しています。
転院・患者移送手配
転院される際の民間救急車や、航空機特殊搭乗手続き等による手配を承ります。
コメントを残す